新天地 ミュンヘナーへレス / NEW FRONTIER - HELLES

京都醸造 / KYOTO BREWING CO.
スタイルラガー - Munchner Helles / ミュンヒナーヘレス
ABV5.0%
IBU20.0

0.0☆☆☆☆☆

美味しさで世界を席巻した南ドイツの極上ラガー

【味わいの特徴】
麦芽と酵母の味わい、ホップの爽やかな苦み、切れのいいのどごし、とそれぞれの要素がバランスよく揃えば、ビールとはこんなに美味しいものになる、ということを思い出させてくれる原点回帰の新天地。

【相性の良い食事】
とうもろこしの天ぷら、薬味野菜たっぷりの蒸し鶏、鮎の塩焼き

【名前の由来】
「完璧なラガービールとは」
京都醸造にとって未知の領域であったラガーを探検し、理解を深め、未だ見ぬ完璧なラガーを求めて、その道を突き進む冒険的醸造シリーズ、新天地

【醸造家の声】
新天地シリーズが始動して以来、いくつものラガーを造ってきましたが、毎回何かしらラガービールを造る上での新しい発見と学びを得てきました。材料だけでなく、製造工程の方法の違いによって、仕上がりの具合が大きく異なってきます。それはもちろんラガーに限らずですが、その影響を感じるのはラガーの場合は特に顕著です。

南ドイツ、ミュンヘンスタイルのへレスを造るのは、今回2度目です。前回は、なかなか美味しくできて気に入っていたのですが、強いて言えばやや甘みと酵母感が出過ぎていた印象。そこで、スペシャリティモルトを一部ヴィエナ麦芽に置き換え、ボディや味わいをややライトにしながら、麦芽のふくよかな印象を感じられるように調整しました。また、発酵温度を低めに設定し、甘みを感じさせる香りを少し抑えることにしました。さらに、マッシュの温度を変更することで、ほんの少し最終比重に調整を加え、ちょうど心地よく感じる甘みをビールを残すことができました。

前回からの大きな変更はないまでも、よりクリーンでドライ、そして麦芽の美味しさが感じられるミュンヘンスタイルのへレスができました。ハラタウホップの個性は、想定していたよりもしっかりめに感じられますが、麦芽の甘みとのバランスが取れていて良い感じです。至上のラガーを探求する旅はひきつづき続きますが、このへレスも確実にそこに近づいていることを感じさせる大きな一歩になりました。

スタイル
へレス
シリーズ
新天地
ABV
5.0%
IBU
20
ガスボリューム
2.4
モルト
Pilsner, Vienna
ホップ
Hallertau Hersbruker
酵母
German Lager
品目
ビール

ブルワリー

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