Bailey-A Trip / ベーリーエートリップ

スタイル	その他 - Saison / セゾン
ABV	8.0%
IBU	20.0

0.0☆☆☆☆☆

ROUND TRIP第１弾リリースビール”Bailey-A Trip”
第1弾となるビールは、赤ワイン醸造用品種のぶどう”ベーリーA”を使用したセゾンスタイルのビール。勝沼の歴史あるワイナリー「マルサン葡萄酒」の若尾さんの畑から、ベーリーAを2021年秋に収穫させて頂き、使用しました。皮・種とともにブドウを発酵させる”醸し”を参考にして醸造。”醸し”を経ることで、程よいタンニンときれいな色が抽出され、また熟成が進むとベーリーAのいちごのような甘い香り・味わいが引き出されます。

ブドウとともに発酵を終えたビールをブレタノ酵母とともに赤ワイン樽に入れ、15か月熟成。瓶内二次発酵にはシャンパン酵母を使用し、穏やかなガスを付けています。冷暗所で保管をお願いしますが、飲むときは徐々に常温に戻しながらゆっくり味わっていただくことで、ワインのように香りが徐々に開き、変化を楽しんで頂けます。

ボトルのイラストはトモエ画伯　@tomo.crafts によるもの。山の稜線は、勝沼工場の近くから、高円寺方面(東側)を向いた時の山々を、月は、ビールをワイン樽に詰めた日の空の月を描いています。山から裏面に続く道で、高円寺と勝沼を行ったり来たりしてビールづくりをしているROUND TRIPのストーリーをイメージしました。
ブランドを象徴する、ROUND TRIPのロゴはアンドビールのロゴも作成頂いているHikita氏によるもの。無骨なバレルのイメージをポップなものにしていただきました。

Bailey-A Trip
【品目】発泡酒（麦芽比率50％以上）
【原材料】麦芽（ドイツ産）、ホップ、ブドウ、炭酸ガス
【スタイル】Barrel Aged Fruit Saison
【アルコール度数】8%
【IBU】20
【製造所】山梨県甲州市勝沼町勝沼3042－2

--
普段よりお飲みいただいているアンドビールのステンレスタンク仕上げのビールとは別に、新たに”ROUND TRIP”というブランドを立ち上げました。
ROUND TRIPには、周遊、回遊、そしてOne way に対しての”往復”という意味がありますが、ROUND TRIPと名付けた理由は2つあります。

1つは、山梨・勝沼のワイナリーで使用されたワイン樽がアンドビールのところにやってきて、そこにビールが詰めて再び使用しているという点。歴史のあるワイナリーで数年間使用され、役目を終えた赤や白のワイン樽を頂けることは本当に貴重なことです。そこにビールを詰め、樽の力を再び借りています。もう1つの理由には私たちが日々、東京・高円寺と勝沼を行ったり来たり往復する点にあります。私たちアンドビール代表の安藤耕史・祐理子は、ワイン樽を求めてコロナ禍に山梨・勝沼に通いはじめ、そこでまちと人に魅了され、どっぷり勝沼にはまり、ついには工場になる場所と家まで借りてしまいました。今では毎週、高円寺と勝沼を”往復”し、勝沼で醸造したおいしいビールを東京へ運ぶ日々を送っています。これからもコロコロ樽のように東京と勝沼を往復し、勝沼での生活を楽しみながら、樽に新たな歴史を刻んでいきたいと願い、”ROUND TRIP”と名付けました。

ブルワリー