Hop Strata-gy / ホップストラテジー

スタイル	IPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV	6.5%
IBU	24.0

4.3★★★★☆

オレゴン州立大学で開発された"Strata Hops"を、二度にわたってたっぷりドライホッピングした”ダブルドライホップIPA”です。４種類のアロマホップを掛け合わせており、とってトロピカルな、そして複雑なアロマが楽しめますよ！
ネーミングのstrata-gyは、スペルミスではなくて、計画的にStrataホップを使っているからです

■ HOP STRATA-GY / ホップストラテジー
style : Double Dry Hopped IPA
ALC. 6.5%｜IBU 24｜FG 1.010

《MALT》2-Row, Oats, Chit, Cara20
《HOP》Strata, Cryo-Mosaic, Cryo-Citra, Equinox, Cascade,
《YEAST》English Ale Yeast

—— Brewer’s note ——

アメリカ北西部(Oregon, Washington, Idaho, and British Columbia)産ホップは、いつも僕の周りの人たちとも関わりがありました。

昨年のクリスマス、たくさんの親戚と集まった時、僕が日本で醸造をしていることを伝えると、彼らは「1960年代ホップ畑で働いていたんだぞ」と喜んで教えてくれました。

僕の姉が通っていたオレゴン州立大学では、クラフトビール業界に革命を与えたと言われる『カスケードホップ』が開発されました。

だから、オレゴン州立大学が、新しく発明した”Strata hops”には、とっても注目しました。

このユニークな'Strata hops"は、世界中の醸造家が数々の賞を獲得する手助けをしましたが、残念なことに、日本では長い間手に入れることができませんでした。しかし、つい最近のこと、日本に輸入されるというメールを受け取り、すぐにStrata Hopsを使ったレシピ作成に取り掛かりました。

「自分の故郷で開発されたホップを使える！」僕は、とっても興奮していました。

だからなのでしょうか、誤って大量の"Strataホップ"を余分にオーダーしてしまったのです。
そこで、当初作るはずだったビールに加えて、このStrata hopsをたっぷりと、二度に渡ってドライホッピングする今回のビール『Hop Strata-gy / DDH IPA』を醸造することに決めたのです。

結果にはとても満足しており、「発注ミスも悪くないな」と思うようになりました。

そうして、作戦通りのこのビールは、「Hop Strategy」ではなく「Hop Strata-gy」とネーミングしました。

Cicerone Adam’s Tasting Note
[aroma] : Pineapple, Passionfruit,light Pine
[flavor] : Pineapple candy, Passionfruit,Fresh pine
[food pairing] : アスパラガス、抹茶デザート、焼きブリ、焼き鳥塩