Sansho gose / 山椒ゴーゼ

NOMCRAFT BREWING / ノムクラフト

飲みたい (保存)

1

飲んだ (レビューを書く)

3

スタイル	サワー - Gose / ゴーゼ
ABV	5.0%
IBU	13.0

《MALT》Pilsner, Wheat
《HOP》Apollo
《YEAST》English Ale Yeast
《OTHERS》Salt, Budo-Sansho

—— Brewer’s note ——

ゴーゼというスタイルは、ずっと昔から僕のお気に入りのビアスタイル。塩の力で、ビールの旨味テイストを押し上げ、サワーリングで酸味を加える。旨味と酸味のバランスがとてもいい。
だから僕は、ブリューパブに行ってゴーゼを見つけると、いつも注文しています。

去年ポートランドに帰省した時のこと。『Szechuan peppers : 花椒』を使ったゴーゼを見つけました。普段はスパイシービールを飲まないけれど、初めて見るビールで一番に注文していました。

飲んで見ると、かなり驚きました。口に含んだ瞬間に感じる鋭いスパイス香、酸味によってスパイス香はすぐに柔らかくなっていく。そして、塩がビールの旨味をさらに押し上げるとともに、再度花椒のフレーバーが現れる。複雑なキャラクターでいて、バランスのとれたテイスト、とても美味しかったのを覚えています。

たまたま居合わせた醸造長に話しかけると、「これはジョークみたいなものさ。だってSalt&Pepperだろ？ま、それにしては上出来な味で驚いてるけどな。」と言っていました。

Nomcraft Brewingがスタートし、あの時飲んだようなビールを醸造したいと当初から思っていました。

いろいろリサーチすると、ここ有田川町は、ぶどう山椒収穫量日本一だということを知ります。そして、ここ有田川町で収穫される『ぶどう山椒』は花椒の仲間で、「スパイシーさはマイルドに」「シトラスフレーバーも楽しめる」ものだと知りました。

そして今回、有田川町産ぶどう山椒を使ってゴーゼを醸造することができ、その結果にも大変満足しております。

暖かい季節に、Sansho Goseを一杯飲めば、疲れが吹っ飛ぶと思いますよ。まるで、スポーツドリンクのように。また、Goseならではの旨味とぶどう山椒に刺激は、和食との相性も良いと思います。
ぜひ、相性の良い料理を見つけて僕たちに教えてくださいね。

■ SANSHO GOSE / 山椒ゴーゼ
style : Gose
ALC. 5.0%｜IBU 13｜FG 1.010

最新のレビュー

ブルワリー

このブルワリーの他のビール

もっと見る

こちらのビールもおすすめ