Off Trail Ghost in the Beans / オフトレイル ゴースト イン ザ ビーンズ

Far Yeast Brewing / ファーイーストブルーイング
スタイルペールエール - その他ペールエール
ABV5.5%
IBU-

3.7★★★☆☆

「BICYCLE COFFEE TOKYO」とのコラボレーションは、2017年に『Far Yeast Bicycle Coffee IPA』で初タッグを組んで以来毎年恒例となり、今年で7年目を迎えます。最新作は、ビール酵母以外の微生物を活かしたユニークなビールを造るブランド『Off Trail』とのコラボにより、互いに新たな手法に挑戦したプロダクトとなりました。

今作では、最高級品種のコーヒー豆「ゲイシャ」を使い、「BICYCLE COFFEE TOKYO」として初のバレルエイジドビーンズに挑戦。「ゲイシャ」は、2022年のコラボビール『Far Yeast Bicycle Geisha Golden Ale』でも使った世界的にも希少で注目度が高いスペシャルティコーヒーの1つです。その豆を、Far Yeast Brewingの蒸留プロジェクト『Off Trail – Azeotrope』でスピリッツ熟成に使用した赤ワイン樽で熟成しました。

一方、Far Yeast Brewingは、コーヒーのフルーティーな味わいを引き出すために、ベースビールとして100%野生酵母のブレタノマイセス酵母で発酵させたペールエールを使用。『Off Trail』プロジェクトとして初めて樽熟成ではないプロダクト造りに挑みました。 

今作の準備は2022年初夏に始まりました。コーヒー豆を3ヶ月間樽熟成し、イチゴやバニラ、キャラメルのような芳醇な香りを纏ったバレルエイジドビーンズを生み出すことに成功。さらに複数の品種・焙煎度合でブレンドしたコーヒー豆をさまざまな割合でビールに漬け込み、テイスティングを重ねてオリジナルブレンドを作り上げました。

コーヒー豆からの焙煎香、バニラ、キャラメル、ブランデー香のアタックを、トロピカルフルーツやファンキーさが支えるしっかりとしたアロマ。フレーバーは思いがけず軽く、柑橘やチェリーを思わせるドライで心地よい酸味、そして絶妙にブレンドされたコーヒーのプロファイルが、まるで捉えどころのないゴーストのように味わいの中に見え隠れします。

コーヒービールといえばポーターやスタウトといった黒ビールが大半を占める中、もっと別のスタイルでコーヒーの可能性を追求したいという想いから始まった今回のプロジェクト。樽熟成ビールではないのに、まるで樽熟成のような複雑なフレーバーをコーヒー豆で表現した今作は、“Ghost in the Beans(豆に潜むゴースト)”と名付けられました。

原材料:麦芽(英国製造、ドイツ製造)、ホップ、糖類、コーヒー
アルコール分:5.5%
IBU:–
スタイル : Brett Pale Ale with Coffee
品目:ビール

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P20

3.7★★★☆☆
1年弱前

ブルワリー

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