
epana / エパナ
忽布古丹醸造 / HOP KOTAN BREWING (ホップコタン)スタイル | その他エール - Coffee Ale / コーヒーエール |
ABV | 4.0% |
IBU | 22.0 |
上富良野町・江花珈琲焙煎所のコーヒー豆を使用したHOP KOTAN ORIGINALS+(plus) 【epna-エパナ-(Coffee Ale)】第5弾となります。今回は春夏Ver.で、アルコール度数が低めなOrdinary Bitterスタイルをベースに、「江花珈琲焙煎所 オーナー澤さん」により厳選したコーヒー豆を発酵工程でビールに漬け込むDry Beaningを行い、コーヒーのアロマをしっかりと溶け込ませたアイスコーヒーのような爽やかに楽しめるCoffee Aleを醸しました。
今回使用したコーヒー豆は「ブラジル パッセイオ農園のイエローブルボン」。ブラジルらしいナッツ系の甘み(シロップやミルクチョコ感)に柔らかな柑橘の酸味を持つ豆です。今回のロットの特徴を活かし深く焙煎させることで優しい酸味がなくなり、程よく苦みと甘みが強調され今回の軽やかなCoffee Aleに合わせて澤さんに焙煎して頂きました。
今回はコーヒー豆由来のロースト香を引き立てる為に、色濃くローストされた麦芽は使用せず、きれいなライトカラーのビールからはイエローブルボンの甘いコーヒーアロマが感じられます。忽布古丹醸造のオリジナル品種ホップによる落ち着きのある苦味、ナッツのような香ばしさ、爽やかな酸味とドライなフィニッシュからコーヒーアロマの優しい余韻に癒される心地の良いCoffee Aleと仕上がりました。
これからの季節、屋外やランチにもぴったりのコーヒービールをぜひお楽しみください。
epana #5
ABV
4.0
IBU
22
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上富良野町の江花珈琲焙煎所のコーヒー豆を使ったHOP KOTAN ORIGINALS+【epana-エパナ-】は今回が第4弾です。秋冬Ver.は冷えた体を温めるようなハイアルコールで、エスプレッソのように濃色で重厚なものを作っています。今回も江花珈琲焙煎所のオーナー澤さんからコーヒー豆の提供とアドバイスを頂きました。さて、今回試したコーヒー豆は「Ethiopia Yirgacheffe Buna Buna G1 Natural/エチオピア・イルガチェフェ・ブナブナ・ジーワン・ナチュラル」という特別なコーヒー豆です。「Buna」はアムハラ語で「コーヒー」を意味します。エチオピアの首都アディスアベベの南部イルガチェフェ地区は、世界中を魅了しているコーヒー豆の産地です。オーナーの澤さんからは、この豆は深煎りだとナチュラルモカのフレーバーと同時に、焙煎香に負けないイチゴジャムのような果実感が楽しめるということを教えてもらい、この品種をフレンチローストで試してみることにしました。今回のコーヒー豆の使用に当たっては、煮沸による過度な苦みの抽出を避けるために、ビールの発酵中にコーヒー豆を投入する「Dry Beaning製法」だけで、コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出すことに注力しました。ベースにしたビアスタイルは「Baltic Porter(バルチック・ポーター)」という濃色ハイアルコールのラガービールです。同じく濃色でハイアルコールのエールである「Imperial Stout」と比較すると、ラガー酵母により低温で醸しているため、発酵の特徴が抑えられているということから、副原料の特徴が表現しやすいという魅力があります。仕上がりは、ドライフルーツのフレーバーを思わせる複雑なモルトの味わいに、イチゴやブルーベリーのジャムのような甘いフレーバーが重厚なボディとともに口の中に広がり纏わりつきます。複雑なエステル、アルコールの温かさ、そして深いローストの余韻が漂い続けます。ラガーとは思えないほどの重厚感と、コーヒー豆に由来するベリー感や深い焙煎香はアルコールの酔いとともに身体に沁みていくことでしょう。
epana #4
ABV
9.0
IBU
35
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上富良野町の江花珈琲焙煎所のコーヒー豆を使ったHOP KOTAN ORIGINALS+【epana-エパナ-(Coffee Ale)】は今回が第3弾です。春夏Ver.はアルコール度数も低く、爽やかなアイスコーヒーのような淡色のCoffee Aleを提供しています。今回も江花珈琲焙煎所のオーナー澤さんにいくつものコーヒーサンプルをご提供頂き試飲を繰り返しました。さて、今回試したコーヒー豆は「インドネシアマンデリンビンタンリマ」という品種です。「マンデリン」はインドネシアのスマトラ島で生産されている高級豆で、インドネシア語でビンタンは「星」、リマは「5」を意味します。「五つ星」の称号を冠した最上級のマンデリンは、深煎りで提供される場合が多いですが、浅煎りにすると華やかなフルーティーな風味と、仄かな酸味と甘味が現れる面白さを澤さんから学び、この品種を浅煎りで試してみることにしました。浅煎りのコーヒー豆を使うと酸味が出やすいため、酸性に偏り過ぎないように麦芽の配合や醸造用水の調整で最適値を目指しました。また、およそ半量のコーヒー豆を「Cold Brew製法」で低温の醸造用水で抽出し、さらに半量のコーヒー豆をビールの発酵中に投入する「Dry Beaning製法」で発酵中のビールに浸け置いて、コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出すことに注力しました。グラスに注いだ見た目はまさに浅煎りコーヒーや紅茶のような色合いです。マンデリンのフレッシュでフルーティーな酸味、深い旨味とコクと、綺麗な苦みが引き出せたと思います。お昼からカジュアルに飲めるような、優しくて香り高いコーヒーエールになりました。
epana #3
Coffee Ale(Ordinary Bitter)
ABV
4.0
IBU
26
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上富良野町の江花珈琲焙煎所のコーヒー豆を使った【epana-エパナ-(Coffee Ale)】は今回が第2弾です。HOP KOTAN ORIGINALS+シリーズの中では珍しく、春夏と秋冬で年に2回作っていくシリーズになっています。春夏にはアルコール度数も低く、爽やかなアイスコーヒーのような淡色のCoffee Aleを、秋冬は冷えた体を温めるようなハイアルコールで、エスプレッソのように重厚で濃色なCoffee Aleを提供していく予定です。今回はと言うと、まさにエスプレッソのような味わいを目指した「Imperial Porter」をイメージしました。そのイメージを江花珈琲焙煎所のオーナー澤さんに伝えて、いくつものコーヒーサンプルをご提供頂き試飲を繰り返しました。多くの品種を提案して頂けて、本当に悩ましく、贅沢な時間を過ごしました。最終的には品種やその情報は遮断して、ブラインドで官能検査を行い、コーヒー豆を選定しました。名前にも含まれている通り、本当に最適な品種を選択できたのではないかと思っています。さて、今回採用したコーヒー豆は「ブラジル プラナウト農園 エスプレッソレディ」という品種です。名前のインパクトに偽りはなく、うっとりするような重厚感の後に、ほんのりやさしい甘みが膨らんでいきます。あまり酸味を表現したくなかったことから、焙煎度は高めのフレンチローストでお願いをしました。前回との違いは少量のコーヒー豆を麦汁で短時間だけ煮出していることです。これにより、深くて上品な苦みが麦汁にもたらされたと思います。もちろん、その分のホップの苦みは予め弱めに調整しております。つまり、ビタリングホップの一部をコーヒー豆に置き換えたようなものと理解して頂きたいです。さらに、前回の第一弾で確立した「Cold Brew & Dry Beaning」製法を再現し、およそ半量のコーヒー豆をCold Brew製法で低温の醸造用水で抽出し、さらに半量のコーヒー豆をDry Beaning手法で発酵中のビールに浸け置いて、何段階にも分けて投入しました。グラスに注いだ見た目はエスプレッソそのものです。極微炭酸な刺激がコーヒー豆のテイストを邪魔することなく、エスプレッソレディらしい重厚な味わいと甘やかな風味が表現できたと思います。シンプルに表現すると、まるでビールで抽出したエスプレッソのようです。起き抜けの濃いコーヒー代わりにいかがでしょうか。
HOP KOTAN ORIGINALS+では、ビールという自由で多種多様な飲み物を媒体に、魅力的な道産素材の発掘や残渣のアップサイクルの枠に留まることなく、共にこの土地を愛する人々の手がける製品を預かり、愛着のある原材料で、愛着を持ってもらえるようなビールを醸していきたいと思います。【epana-エパナ-】は春夏と秋冬の年2回のリリースを予定しています。次はまた春頃にお目にかかりましょう。
epana #2
Coffee Ale(Coffee Imperial Porter)
ABV
7.0
IBU
35
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HOP KOTAN ORIGINALS+ 第5弾は、上富良野町の珈琲焙煎所のコーヒー豆を使った「Coffee Ale」です。私たちが日頃から愛飲しているコーヒーは上富良野町の豊かな自然に囲まれた江花地区(アイヌ語でepana「エパナ」)の江花珈琲焙煎所から購入しているコーヒー豆から淹れています。常時20種類以上のコーヒー豆が生豆の状態で店頭に並んでいて、注文ごとにその場で焙煎してくれます。多種多様なコーヒー豆の中から、どれを選ぶか悩んでしまっても大丈夫です。オーナーの澤さんが丁寧にコーヒー豆の説明をしてくれて、好みの品種や焙煎度を導いてくれます。江花珈琲焙煎所の多種多様なコーヒー豆の品揃えと、オーナー澤さんのコーヒー愛に惹かれて、今回のコラボレーションビールのオファーをいたしました。すぐにご快諾いただき、今回のコーヒー豆を使ったビールのコンセプトである「ランチで楽しめる浅煎りコーヒーのような色合いのビール」というテーマを伝えました。ビアスタイルは「Coffee Ale」としておりますが、ベースにしたのは英国のビアスタイルである「Ordinary Bitter」という風味豊かな低アルコールのセッションビールです。私たちの作りたかったビールのイメージをオーナーの澤さんにご理解いただき、幾つかの品種や、焙煎度の違いのあるサンプルを試飲しました。本当に頭を抱えて悩みましたが、今回はその力強いボディ感に期待を込めて、ケニアのマサイAA(AAは最高等級を意味する)という品種を、フルシティローストの焙煎度で採用しました。使用方法にもこだわり、挽いたコーヒー豆をCold Brew製法で抽出し、挽かないコーヒー豆をDry Beaning手法で発酵中のビールに浸け置いて、2段階に分けて投入しました。刻一刻と変化していくコーヒーの抽出度を確認しながら、最適のタイミングでコーヒー豆を取り出せたと思います。低温抽出・低温接触製法に徹したために、せっかくご用意いただいた素晴らしいコーヒー豆の印象が薄くならないか心配しましたが、ケニアマサイAAは私たちの心配をものともせずに、華やかな香りと、力強いコーヒーの味わいをこのビールにもたらしてくれました。グラスを口に近づけたときに漂う香りは焙煎したてのコーヒー豆の香りそのものです。濃色であることが多いコーヒー系のビールですが、浅煎りコーヒー程度の淡い色合いで、ほどよい苦みがじんわり楽しめます。微炭酸な弾みによって、コーヒー豆そのものの香りと甘みが口の中から鼻に抜けていき、目を瞑って五感を研ぎ澄ませたくなるような深い味わいが楽しめることでしょう。私たちが普段味わっているコーヒーの寛ぎの一杯をそのまま再現できたかのようです。HOP KOTAN ORIGINALS+では、ビールという自由で多種多様な飲み物を媒介に、魅力的な道産素材の発掘や残渣のアップサイクルの枠に留まることなく、共にこの土地を愛する人々の手がける製品を預かり、愛着のある原材料で、愛着を持ってもらえるようなビールを醸していきたいと思います。【epana-エパナ-】は春と秋の年2回のリリースを予定しています。次はまた秋にお目にかかりましょう。
epana
Coffee Ale
ABV
4.0
IBU
28
ブルワリー 忽布古丹醸造 / HOP KOTAN BREWING (ホップコタン)
北海道空知郡上富良野町西8線北33号
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