TSUMORU / ツモル

Brewccoly / ブリュッコリー
スタイルその他 - Farmhouse Ale / ファームハウスエール
ABV4.5%
IBU-

3.0★★★☆☆

北国の秋田で柚子を見かけるのは冬至も近づいた12月半ばくらい(柚子湯用なんでしょうね)。柚子の産地ではとっくにシーズンを過ぎたころ。
お正月を目指して仕込むにはちょっと遅い時期。

一方、柚子の産地では早いところは10月末には収穫を迎えるようです。僕の姉が嫁いだ先の徳島の農家さんから廃棄する柚子を頂けることになり秋田でもこのビールが仕込めています。

今年は30キロの柚子が秋田に到着。
量もあるのでそこそこ大変ですが、みんなで皮を剥いていく。これも毎年恒例のこと。
その時に広がる香りが季節の訪れと、特別感を感じさせてくれます。
作っている僕らしか味わえない1番幸せな瞬間かもしれないです笑

そのあと皮を乾燥させるんですが、日毎強くなる柚子の香りに自然の力を感じます。
10日くらい乾燥させビールの仕込みに使える状態に。

仕込みでは、煮沸のタイミングで全量を麦汁と一緒に煮出して香りとフレーバーをビールにつけます。
いき過ぎないナチュラルな柚子感が良い塩梅でビールに溶け込み、柚子の主張と飲みやすさのバランスに満足しています。

優しい口当たりですが、ひと口飲むと鼻腔を突く柚子の香りと季節感が押し寄せてなんとも心地よい飲みごたえ。

お正月用に柚子の香りのビールはいかがでしょうか?

TSUMORU
Farmhouse YUZU ale
ABV 4.5%

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ご縁があり徳島の農家さんから廃棄する柚子を分けてもらえることになり、それでは!と2年ぶりに柚子を使ってビールを作ってみました。

ファームハウスエールとは謳いましたが、ベルジャンウィット(白ビール)のレシピをベースにしています。
ウィットビアにはモルト化(※モルト=“製麦という工程を経た麦”がビールの原料として使われます)していない小麦を混ぜることもあり、今回は秋田県産小麦の“ゆきちから”を少量加えました。

優しい小麦の口当たりの中、主張しすぎないほど穏やかではありますが、力強い柚子の香りが奥の方でしっりと全体を支えているのが感じ取ってもらえるはずです。

北国の秋田で柚子を見かけるのは冬至も近づいた12月半ばくらい。柚子の産地ではとっくにシーズンを過ぎたころです。
柚子のビールを作るにしてはちょっと遅い時期。
それもあってそんなに意識して作ってこなかったんですが、今回は11月には手元に柚子が届いたので、それならお正月に間に合わそうと意気込んだわけです。

お正月用に柚子の香りのビールはいかがでしょうか?

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TSUMORU white
Style / Farmhouse YUZU ale
ABV 4.5%

最新のレビュー

kickbase

3.0★★★☆☆
2年以上前

想像してたのより重い。フルーティ感の中にひねくれた酸が潜んでる。

ブルワリー

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