Peripetia / ペリペティア

スタイル	ペールエール - Pale Ale / ペールエール
ABV	6.0%
IBU	20.1

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こんにちは吉田丈です。
今回は、リリース情報とともにビール醸造に携わってから今日になるまでの想いを少し交えながらお話しさせていただきます。
今回リリースしたビールは “Juicy pale ale” です。名前はPeripetia。
フェルトと針金で作られたような、なんとも不思議なお花とともにビールの写真を撮ってみました。
此方は、京都のイベントの際に調達したバンクシア・ココシニアというオーストラリアのお花だそうです。
味わいは、フルーティーでジューシーなアロマが広がり、口に含むと鮮やかなホップの香りが一気に広がる一杯です。ABVが5.8%と飲みごたえも抜群です。
透き通ったクリアな色味が特徴で、香り高いホップのアロマが飲む前から期待感を誘います。アイダホやネルソンのホップを使用した力強いトロピカルな味わいが広がり、飲んだ後には鼻から抜ける心地よいホップの香りがたまりません。今回は、通常より多くのホップを使用しているため、ホップの強さをしっかりと感じたい方にぜひお勧めしたい仕上がりとなりました。

Peripetiaは、冒険と挑戦の意味を込めて名付けたビールです。ビール作りそのものが、予期せぬ展開の連続。個人的にビール醸造は、ワクワクする大冒険みたいだなと思います。
いくらたくさん準備をして備えても必ず予期せぬ事態が発生し、その都度解決していきます。繰り返し繰り返し、「次はこうしよう、ああしよう」と考えながら進む。いろんな人とたわいのない話をして、ヒントをかき集めながら一歩ずつ前へ前進しています。
ビール醸造でやることは、レシピを書くことと酵母たちがイキイキと生活できるように環境を整えることです。シンプルです。ですが、仕込み中や発酵中はいつも不安で、移送中も缶やケグに詰める時も気が抜けません。出来上がった後でも本当に美味しいものが皆さんに届いているのだろうか、いつも心配になります。
より良いものを妥協なく、作り続けていきたいです。
現在フセと二人で醸造をしているのですが、イベントに向かう車の中やふとした空き時間、時には丸一日作業せずに話したりもします。メンバーも入れ替わり、"これまでのBarbaric WORKS"らしさも少し変わりつつあるかもしれません。ですが、自分たちなりに"これからのBarbaric WORKS"の在り方を探していきたいと思います。

Style ： Juicy Pale Ale
Hop ：ストラータ、シトラ、ネルソンソーヴィン、アイダホ7
ABV ： 6.0%
IBU ： 20.16

ブルワリー