Grapevine 2024 / グレープバイン 2024

Far Yeast Brewing / ファーイーストブルーイング
スタイルその他 - Saison / セゾン
ABV6.0%
IBU10.0

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シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーのぶどう栽培を行う農地所有適格法人であるメルシャンヴィティコール勝沼株式会社との協業により、摘房されたワイン用ぶどうを活用した特別なビールです!

■土に還る運命だったぶどう約540kgを活用
ワイン用のぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、栽培の過程で房を間引く「摘房」という作業が行われ、摘房されたぶどうは土へと還されやがて肥料となります。当社では、日本ワインの一大産地である山梨県勝沼地区にあるメルシャン ヴィティコール勝沼とタッグを組み、摘房されワイン造りに使用されなかったぶどうを活用してクラフトビールにアップサイクルする取り組みを2021年より始めました。今年で4年目となります。
摘房された果実は糖度が低く、ワイン醸造には適しませんが、ビールにするには十分な糖度があります。これらを活かし、香り豊かなビールへの再生を実現しています。

■今年は赤ワイン品種「シラー」と「マスカット・ベーリーA」を使用
『Far Yeast Grapevine』は、地域と共創して、ビールとともに山梨の魅力を全国に発信する「Brewed with YAMANASHI」より、山梨のぶどうを使った限定商品として、毎年ビアスタイルを変えて発売しています。今年は山梨で新たに挑戦している赤ワイン品種「シラー」と「マスカット・ベーリーA」の2種類のぶどうを使用しました。
8月下旬、当社スタッフも山梨市の「シャトー・メルシャン 鴨居寺ヴィンヤード」のぶどう畑に赴き、摘房作業を実施。買い受けた約540kgの摘房果実を使用し、3000Lの製品を醸造しました。

■ぶどう本来のキャラクターを活かしたシンプルなセゾンスタイル
『Far Yeast Grapevine 2024』は、ぶどう本来のキャラクターを活かすために、ビアスタイルはシンプルな味わいのセゾンを採用。「シラー」にある黒胡椒のようなニュアンスと、セゾン酵母の特徴の1つであるスパイシーな香りを合わせました。
また、赤ワインの製造工程で発酵中のワインにぶどうの果皮を漬け込む「マセレーション」という製造手法に着目。発酵中のビールに「シラー」「マスカット・ベーリーA」の果皮を浸漬し、ぶどうが持つ風味を最大限抽出しました。
さらにブレタノマイセス酵母を少量添加して発酵させることで、チェリーやプラムのニュアンスのある、やや個性的なフルーティな香りをプラス。セゾンならではのすっきりした飲み口ながら、スパイシー・フルーティな香りをまとった複雑な味わいが楽しめます。

【商品詳細】
・スタイル:Brett Saison with Grapes
・アルコール度数:6.0%
・IBU:10
・原材料:ぶどう(山梨県甲州市産)、麦芽(外国製造)、糖類、ホップ
・ホップ:Brett Saison with Grapes
・品目:発泡酒(麦芽使用率:25%以上50%未満)
・保存方法:冷暗所(冷蔵推奨)
・原産地:Far Yeast Brewing 源流醸造所(山梨県北都留郡小菅村)

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