NEEPA / ニーパ

スタイル	IPA - New England IPA (NE IPA) / ニューイングランドIPA
ABV	7.0%
IBU	45.0

4.1★★★★☆

アメリカのとあるブリュワリーが醸造するクラシックな「New England IPA」があって、僕たちはその大好きなビールからインスピレーションを受け、NEEPAを醸造しました。Brewer's noteは、少し難しい解釈があるかもしれません（訳すのも大変でした）が、読んでみると少しは楽しいと思います

ニーパ新リリース
style : New England IPA
ALC. 7.0%｜IBU 45｜FG 1.012

《MALT》Pale Malt, Pilsen, 2-Row, Chit, Biscuit
《HOP》Apollo, Citra
《YEAST》English Ale Yeast

—— Brewer’s note ——
アメリカにいる頃、僕（ベン）は短期間ですが教師として働いていました。そこで、今日は簡単な「英文学」のレッスンをしてみましょう。
英文学の世界で最も著名な作品「ロミオとジュリエット / ウィリアム・シェイクスピア」の戯曲の中で、有名なセリフがあります。

~What’s in a name? That which we call a rose by any other name would smell as sweet.~
（"名前”を付けることにはどんな意味があると思う？"薔薇"と私たちが呼ぶものは、他のどんな名前で呼んだとしても同じように"sweet"な香りがするよ。）

解釈すると、「私たちが”モノ”に対して呼んでいる”名前”というのは重要ではなく、重要なのはその”モノ”が持っている『性質』なのです」こんなところでしょうか。

さて、なぜ僕がこんな話をしているのかというと、今日『NEEPA』と呼ばれるニューイングランドIPAをリリースするからです。

New England IPAは、人々が初めて「濁った IPA」を飲んで名付けました。けれど、New England IPAは、今ではJuicy IPA, Double Dry Hop IPA, Hazy IPAなど多くのスタイルを指します。これらのスタイルには細かい違いを見つけることができますが、薔薇の話でいうと、そのビールをどう呼ぼうと、同じように"sweet"なのです。

今日僕たちがリリースした『NEEPA / ニーパ』は、マサチューセッツ州にあるブリュワリーのNew England IPAからインスピレーションを受けて醸造しています。もしかしたら、飲んだ人はDDH IPAと呼ぶかもしれませんし、Hazy IPAと呼ぶかもしれません。でも、僕たちがどう呼ぼうと、性質からしたら"sweet = delicious"なんです。

~ We made this beer using one of the original New England IPAs as an inspiration, you may call it a DDH IPA, and others may call it a hazy IPA, we just call it delicious ~

Cicerone Adam’s Tasting Note
[aroma] : Orange, Papaya, Mango, Biscuit
[flavor] : Orange, Papaya, Mango, Biscuit
[food pairing] : アクアパッツァ、エビチリ、ハワイアンピッツァ