金柑祇王

Antelope / アンテロープ
スタイルMead / ミード - Mead / ミード
ABV12.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

和歌山産の旬ど真ん中な金柑を、長期の冷蔵熟成をさせた「Giou -祇王」と合わせました。
色調は透き通ったゴールド。金柑の蜂蜜漬け、干しイチジク、アールグレイ様の優雅なフレーバーと金柑の渋み、滑らかな酸が好印象です。時間とともに味わいの変化を楽しんでみたい1本。
金柑由来の甘みも少し残しながら、白ワイン樽で1ヶ月だけ熟成させました。去年より少しアルコール度数が高く、より食中にもってきやすくなりました。
まだお腹がすいてないときから軽いアテと一緒に飲むのがおすすめ。ピンクペッパーやコリアンダーシード、ディルなどのスパイスをちょっと効かせたフムスやタコのマリネなどと合わせたい。

定番ミード「Giou -祇王」をアレンジ
低温でじっくりと熟成を取る「Giou -祇王」はずっと作っているレシピ。なにか新しい変化を効かせてみたいなと始まったのが金柑祇王。
蜂蜜本来のほろ苦さが金柑の渋みと似ていることもあり、両者の良いところが全面に出てくれる作りを目指しました。

古くから蜂蜜に漬けて利用されてきた金柑
小粒で香り高く、甘酸っぱさとほろ苦さが残る金柑。小さい頃におばあちゃんの家で食べた思い出はあるが、大人になると食べる機会にあまり出会わない。
和歌山で梅や金柑を丹精込めて作っておられる紀州みなべの「松川農園」さんの金柑を使用。ぷっくりと膨らんだ金色のフルーツは柚子とも違う爽やかな香りと主張の強いしっかりとした酸味が特徴的です。
オレンジワインで感じるような渋みを出せるように樽の中でしっかりと浸漬させました。取り出した金柑を再度圧搾して、より複雑なニュアンスを含む果汁を再投入。再度始まった発酵由来のバターらしさが少し残っているけど、金柑の香りとよくマッチしています。

よく見ると「GIOU」の文字が
ANTELOPEの工場がある地域のありがたいお名前を頂戴したのが「Giou-祇王」。
初めて仕込んだミードであり、地域に根ざしたいと思うきっかけになった思い入れのあるミードなので、「GIOU」という文字をタイポグラフィを使用して表現しています。
そんな「Giou-祇王」らしさを大事にしつつ、ラベルの色みを金柑色にして、左上に金柑の写真を足すことで、“金柑祇王らしさ”を表現しました。

金柑祇王 / バレル熟成した金柑ミード
味わい
- アルコール度数:12%
- 炭酸:あり
- 原材料:金柑(和歌山産)、ミャンマー産蜂蜜
- 甘さ(1-10):2

ブルワリー

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