FLW / フロー

Yotei Brewing / ヨーテイブルーイング
スタイルIPA - Hazy IPA / ヘイジーIPA
ABV7.0%
IBU25.0

0.0☆☆☆☆☆

DYBRK(デイブレーク)でWHC LabのPineapple Passion酵母を使って以来、改めてHazy IPAへの興味が湧き、今回の仕込みに至りました。Hazy IPAをしっかり“Hazy”に仕上げるためには、ホップの選定はもちろんのこと、濁りをしっかりと出す酵母の選択が非常に重要です。

酵母の再利用を一切行わないヨーテイブルーイングでは、毎回London Fogを使用するのはコスト的に現実的ではありません。そのため、コストパフォーマンスに優れつつ、しっかりと濁りが得られる酵母を探していました。

今回選んだホップは、ニュージーランド産のPeacharine。私たちが使用するホップは生産国から直接輸入することが多いのですが、Freestyle Hopsからの直接購入は最低10バッグ(約50kg)からとロットが大きいため、今回はBe Easy Brewingのギャレスさんが立ち上げたHakko Supplyから仕入れました。

仕込みは約300L。5kgのホップを使っており、使用量としては約3〜4lb/bblに相当します。高発酵期と発酵後期の2回に分けて、どちらも圧力下でドライホップを行いました。撹拌はせず、ホップを投入しただけですが、まるでポンプで混ぜたかのような高い溶け込みが得られ、期待以上の仕上がりとなりました。酸化リスクを避けつつ、これだけのホップ感が得られるのは、まさにニュージーランドホップならではと言えるでしょう。

「ピーチ」と聞くと、福島のジューシーな白桃を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、Peacharineから感じられるのは国外で一般的な黄桃のような香りと風味です。熟した果実のようなニュアンスと、どこか野生的なキャラクターを併せ持つこのビールは、北米産ホップではなかなか味わえないスタイルに仕上がっています。

濁りの持続性にも優れるこのビール、ぜひ多くの方にお楽しみいただきたいと思います。

#106
FLW / フロー

Hop: Peacharine
Yeast: Pineapple Passion

品目:発泡酒
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ(麦芽使用率 50%以上)
アルコール度数:7.0%
IBU:25

ブルワリー

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