Pinot Noir House Barrel / ピノ ノワール ハウス バレル

Yorocco Beer / ヨロッコビール
スタイルその他エール - Grape Ale / グレープエール
ABV6.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

今回で3度目となるBeau Paysageさんとのコラボレーション。ワイナリーでプレスしたばかりの葡萄の搾りかすを譲ってもらい、木樽熟成のビールに漬け込んでいます。
葡萄の品種は、2023年はゲヴュルツトラミネールとネッビオーロ。2024年はピノブラン。そして今回の2025年収穫のものはピノノワールとシャルドネです。

岡本さんと初めてお会いしたのは、2020年のことで、鎌倉のSOSANの石井さんにワイナリーに連れて行ってもらったのが始まりです。その後noma kyotoのために日本中の生産者を訪れていたメース(オランダ出身の女性ソムリエ)があいだを取り持ってくれて、このプロジェクトがスタートしました。2023・2024とすでに二回、葡萄の搾りかすを漬けたビールを作らせてもらっています。

昨春にはありがたいことにBeau Paysageで使われていたバレル(木樽)を2本譲っていただけることになり、40番と57番(Beau Paysageでのナンバリング)のバレルに、まずビールを入れて数ヶ月熟成したのちに、秋口に届いたピノノワールの搾りかすを入れました。

岡本さんに教えてもらったところによると、40番の樽にはシャルドネ→ピノノワール→メルロー。57番の樽にはずっとメルローが入っていたとのこと。いずれも10年ほどBeau Paysageで使われていたものになります。

今回初めてビールを入れた樽なので、その味わいには木樽の内壁に残されたヒストリーが少なからず影響しているのではないかと思っています。ワイナリーからブルワリーに移ってきて一度目に入れたビールですので、前に入っていたワインの影響という面では、最も色濃いものになるでしょう。

ピノノワールの番号の記されていないラベルのものと、シャルドネについては、これまでもヨロッコで幾度か使用してきているバレルにて仕込んだものです。そうした意味では、こちらのバレルの方がニュートラルと言えるかもしれません。

ワイナリーから届いたばかりの葡萄の搾りかすにはきっと畑由来の天然の酵母も棲んでいると思いますし、葡萄の品種やその果皮の味わいもあります。ビールにもそもそものセゾンとしてのキャラクターと、その後の木樽での野生酵母(ブレタノマイセス)による味わいの形成や木樽自体からのフレーバーの寄与もあり、それら全てが複合的に調和した、大変ユニークな液体であることは間違いありません。

瓶詰めから1〜3年ほどが美味しさがポジティブに変化してゆく頃合いかと思われます。
アルコール度数も低いため、4年目以降は味わいがフェードしてゆく傾向にあると感じています。熟成による味わいの変化もお楽しみください。セラー温度帯での熟成をお勧めします。冷蔵の場合はそれよりも穏やかに熟成が進んでいくと予想されます。

時間と個性が織りなす物語。このビールを楽しんでいただけましたら嬉しい限りです。

≪Pinot Noir House Barrel≫
品目:発泡酒
アルコール分:6.5%

ブルワリー

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