がんこおやじのバーレィワイン / GANKO OYAJI Barley Wine

Baird Brewing / べアードブルーイング
スタイルその他 - Barleywine / バーレーワイン
ABV11.0%
IBU90.0

0.0☆☆☆☆☆

ビッグビールだが、全てにおいて素晴らしくバランスが取れている。甘みと苦み、リッチさとドライさ、力強さと繊細さ、そして強さとやわらかさ。

スペック
アルコール度数 11.0%
初期比重 23.5
最終比重 4.5
苦み (IBU) 90
色 (SRM) 12.5

ラベルは語る
がんこおやじの意味が、不機嫌なとか、気難しいおじさんというものである必要はない。ベアードのがんこおやじのラベルは、楽しく、陽気だ。なぜかって?それは、おいしいバーレィワインを飲むと、思わず笑顔がこぼれてしまうから!

ブライアンのコメント
「私にとって、このがんこおやじは、冬の寒い夜、寝る前に本を読みながらじっくりとたしなみたいビール。シンプルだけど、重厚で奥深い味わいだ」

原材料
水 クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 )
麦芽 フロアモルテッドピルスナー、ライ、アンバー
非麦芽 ローストバーレィ
糖類 国産赤糖
ホップ 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種
酵母 ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール )

ブライアンの醸造ノート
バーレィワインのように比重の高いビールを造る時の伴となるのは、余分な甘さを抑えることだ。比重が高いという意味は、大量に入れた麦芽から自然に甘さが生まれてくるということ。この甘さをうまく調整し、バランスも取らなければならない。そのためには発酵度合を高くすることが重要だ。がんこおやじを造る時にも用いられているが、以下のような製法により発酵度合を高めることができる:(1)低温で長時間にわたるマッシング、(2)発酵度合の高い糖類を発酵度合の低めの麦芽の代わりに部分的に投入する、(3)酵母を多めに投入する。そしてバランスを取るための重要な伴となるのは苦みだ。がんこおやじには、個性の強いインパクトのあるホップが大胆かつ贅沢に使用されている。フィニッシュに感じるアルコールの熱さも、本来持つ甘さとうまくバランスが取れている。よく考えられ、技術を駆使し造られたビッグビールは、非常に魅力的で、素晴らしいものだ。

マンスリースタイルシリーズ
リリース日:2月1日

ブルワリー

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