SHIGA KOGEN SCHWARTZ!? / 志賀高原シュバルツ

志賀高原ビール / Shigakogen Beer (玉村本店)
スタイルラガー - Schwarz / シュバルツ (Black Lager)
ABV4.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

「お前にそれは求めていないシリーズ」の新作。

実は、大手メーカーのラガーが美味しい日本で、(価格面も含め)はたしてぼくらになにができるかをいつも考えながら取り組んできているのですが、とはいえ、やっぱり好きなスタイルではあるので自分たちでもつくりたいのです。

スタイルを変えながら細々とつづけてきているのですが、おかげさまで、たとえば先日の Helles なんかはだいぶ人気で、樽生はすぐに完売状態です。

で、今回は、シュバルツに取り組んでみたというわけです。

黒のラガーといっても、実は、チェコや、南ドイツ、東ドイツと、いろいろスタイルはあるのですが、ぼくが好きなのは、はっきりとローストを感じながらも、ドライでドリンブルなもの。

実は、某先輩ブルワリーの名作シュバルツが念頭にありました、

親しい友人でもあるので、レシピを聞けば、かなりヒントをくれたと思うのですが、聞きたい気持ちをグッとおさえて、イメージとぼくらの経験でつくった妄想シュバルツ。

たぶん、絶対、ドイツや本家のレシピとは違うだろうなと思うところだらけのレシピなのですが、なかなかいい感じに仕上がったと思っています。

いつものうちのラガーたち同様、60日以上のラガーリングを経てのリリースです。

4.5%、IBU32。

赤みを帯びたクリアなブラック。

ブラウンがかったリッチな泡。

ローストのなかに、ラガーならではの香り、そして、ノーブルなホップの印象。

ホップは、ドイツのもの以外に、自家栽培の信州早生と、邪道かもしれませんが、イギリスのホップを選んでいます。

飲み口は意外に柔らかで、4.5%という度数以上の味わいを感じながらも、軽やかでドライ。

いろんなシーンで何杯でもいけちゃいそうです。

やっぱり、ソーセージや茹でた豚、じゃがいもなんかのようなドイツっぽい料理が頭に浮かびますが、それ以外にも幅広く合わせてもらえるんじゃないかなと。

本家の先輩はどう思うんだろう?

みなさんのご感想も、是非お聞かせください。

アルコール分:4.5%
ビアスタイル:シュバルツ

ブルワリー

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