YEAST COAST - Sarunashi remix / イーストコースト - サルナシリミックス

Son of the Smith Hard Cider / サノバスミス

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スタイル	Cider / サイダー - Cider / サイダー
ABV	7.5%
IBU	-

Story
テーブルに彩りを。皆でシェアする喜びと味わい深いひとときを。
バレルロンダリングとフルーツを組み合わせたこの大瓶プロジェクトは、ご家庭や飲食店などにおいて複数名でボトルシェアを楽しむように、『サイダーの奥深さや美味しさを皆で共有できる場を作り、そこに彩りを添える』ことをコンセプトにしたサイダーです。
今作は、長野県白馬村産のサルナシをペアリングさせた「サノバスミス　イーストコースト サルナシリミックス」。
ベースとなるバレルロンダリングは、伝統的醸造用品種を用いて木樽熟成を行ったヘリテイジバレルエイジドサイダーです。2022年産の果実で仕込み秩父蒸留所の2nd Fillバーボンバレルで長期熟成を行った原酒と、2023年産の果実で主発酵のみ行った原酒、2024年産のキーヴィング（自然発酵）による原酒の3つをブレンドし、熟成感とフレッシュ感のバランスを整えるよう仕上げました。このような木樽熟成の原酒はフルーツとの相性が抜群！創業当初から構想していた、大瓶でフルーツを掛け合わせる新しいスタイルのサイダーです。
サルナシは加圧発酵させて野生酵母を獲得後、りんごと共発酵させて仕上げています。さらに、自社カスケードホップ2024を加えて、より一層奥深い味わいに仕上げました。
最大の特徴は、サルナシ由来の「イガラミ」（口の中に感じるピリピリとした刺激）が、イギリス系専用品種りんごのタンニンによる余韻を、より長く豊かに引き伸ばしている点です。余韻の始まりはサルナシによる刺激、終わりはホップの渋みやりんごの収斂味、木樽由来のタンニンが重なり、複雑で長い余韻をお楽しみいただけます。

Brewer’s Note
今作は、複数の原料を同時に発酵させる「共発酵技術」と、異なる種類の微生物を組み合わせる「複合微生物発酵」という、2つの革新的な手法を用いて醸造しています。
サルナシはマタタビ科のツル性植物の果実で、「ベビーキウイ」や「ミニキウイ」とも呼ばれます。その名は「猿が美味しくて食べ尽くす」という説に由来し、野生動物が好む甘酸っぱい味わいが特徴です。本商品では、野生動物に食べられる前の完熟サルナシを厳選して収穫しています。 サルナシの果実はキウイフルーツに似た香りを持ちつつ、より濃厚なコクと甘み、独特の酸味があり、特に酢酸ベンジルという香気成分が製品全体の風味の複雑さを高めています。
サルナシに含まれるシュウ酸カルシウム結晶が物理的に口腔を刺激し、味覚の感受性を高める役割も果たしています。味わいは段階的に展開し、まずサルナシのイガラミで口腔の感受性が高まり、その後りんごの爽やかな酸味、サルナシの複雑な果実味、最後にりんごの収斂味と木樽のタンニン、熟成ホップの渋みが現れます。この「味わいのバトンリレー」により、時間軸に沿った複雑な風味の変化をお楽しみいただけます。

Spec
サノバスミス イーストコースト サルナシリミックス
LOT No.: YC-2505A
Style: ヘリテイジバレルエイジドフルーツサイダー / Heritage Barrel-Aged Fruit Cider
ALC: 7.5%
Apples: Porter’s Perfection, Chisel Jersey, Harry Master’s Jersey, Tremlett’s Bitter, Yarlington Mill, Dabinnet, Bulmer’s Norman, Calville Blanc, Sharp & Sweet variety, etc.
Yeast: Wild Yeast
With: Sarunashi
Aged in: Chichibu Bourbon Barrel

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