Hesitation / ヘジテーション

AJB (Anglo Japanese Brewing) / アングロ ジャパニーズ ブリューイング
スタイルその他エール - Belgian Ale / ベルジャンエール
ABV5.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

素敵眼鏡MICHIOさんがB印MARKET窪商店の着想でつくった眼鏡の販売を記念してつくられたビール。

熱海のシトライカンパニーさんの手がける柑橘、ダイダイと
ネパール山椒、ティムールを使用したBelgian Pale Aleです。
ネパール山椒のティムールは、日本にもある山椒のようにピリッと痺れる清涼感もありつつ、柑橘のような香りも強く出ています。
また、シトライカンパニーさんの手がけるダイダイも、柑橘のフレッシュな香りとほんのり苦くてキュッと引き締まる酸味があって、今回のベーススタイルのBelgian Pale Aleにも、ティムールにもよく合っています。

今回のビールの肝はまさに"バランス"だと思います。ふわっと香るネパール山椒とダイダイの香り、そして酵母由来のエステル。色んなアングルからのそれぞれの柑橘香がそれぞれあって、それでいて強すぎず心地よい。
舌にピリッと感じるほどではないギリギリの塩梅のティムールの刺激も、ホップの苦味とダイダイの皮の苦味と相まって全体の味わいを引き締めてくれています。
また、ここ最近試している発酵のさせ方とモルト構成の大幅チェンジも上手い具合に働いてくれて、糖度的にはかなりドライなのですが、味わいにはふくよかさがあって、飲みやすさと飲み応えのどちらもがあります。

そのまま単体で飲むなら、普通のパイントグラスで飲めばゴクゴク飲めますし、食中酒として楽しむ時はワイングラスに注いで少し香りを楽しみながら飲むのもオススメです。

Style : Belgian Pale Ale w/ Daidai&Timur
ABV : 5.0%
Collabolataion w/ 素敵眼鏡MICHIO

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ここからはこのビールの誕生ストーリーです。
MICHIOさんはセゾンやサワー、ベルジャン系が好きということもあり、今回つくるビールのスタイルもベルジャン系がいいなぁ、という大枠は決まっていました。打ち合わせと称した飲みの場を何度も設けながら、
あぁでもない、こうでもないと色んなアイディアが出たのですが、なかなかひとつにまとまらず。
「唐揚げにレモンを絞る、あの感じが良いんですよねぇ。それをビールで表現できないですか?」

普段ならこういうコラボがある時は使いたい素材や、つくりたい味わいが決まってることが多いので、どんなビールにするかも決まるのは割と早いのですが
唐揚げにレモンを絞る、という概念のようなものをビールに落とし込むのは難儀なお題でもありました。でも、それが楽しくもありました。
ビールの話をしているようで、お互いの仕事観やモノの見方を話し、あぁ、MICHIOさんはカウンターカルチャーが好きなんだなぁ、と知ったり、じゃぁそんなMICHIOさんを唸らせるにはどんなビールが良いんだろう、なんて考えながら。

そんなある日、横浜のとある老舗焼鳥屋さんに2人で行って、串物をいくつか食べている時にふと、「ピーマンってビールに入れちゃダメなんですかね?」とMICHIOさん。ダメなとことないけど、ピーマンはピーマンで食べた方美味しいんじゃないですか?あ、でもハラペーニョなら使ったことありますよ。結構ピーマンみたいな香りもするんで、そういうのはありですね。

その後も、ラム串を食べながら、「こういう風に唐辛子とかスパイスを使うのはビールでもアリですか?」と聞かれたので、あぁそれもありですよ。ハラペーニョ以外にも、赤唐辛子とかハバネロとか、結構色々使う人はいますよ。ティムールなんてのもありましたね。と返すと
「ティムール?それって何ですか?」とまた話が弾み、その日の夜の会話が尾を引き、
ティムールを使うアイディアが生まれ、
またその後日にうちで当時作っていたハラペーニョとライムを使ったアンバーエールを飲んでもらい、
そうそう、コレコレ!これがまさに、唐揚げにレモンを絞ったような、あの感動なんですよ!と話が始まり、
じゃぁティムールと柑橘を合わせるのはかなり良さそうですね、なんて話になりました。

じゃぁ柑橘はどこのどの柑橘がいいかな、って話にもなって、今回このビールをつくるもう一つのきっかけにもなったBEAMS LIFE YOKOHAMAさんと里武士 馬車道が同イベントで出店していたとき、すぐ隣のブースで出店していたのがシトライカンパニーさんでした。
お互い繋がりもあるし、近いうち一緒に仕事をしたいですね、なんて話もしていたばかりだったので、これはもうタイミング的にもバッチリだろう!と思い直ぐに声をかけさせていただき
今回のビールにダイダイも使わせていただけることになりました。

そうやって、つくるビールのスタイル、使う素材、目指したい味わいや世界観が少しずつ、でも一歩一歩着実に踏みしめて今回のこのビールが完成しました。改めてビールって自由で多様性があって、面白い液体だなと思いました。
関わってくれて、一緒に作り上げてくれた素敵眼鏡MICHIOさん、並びにB印MARKET窪商店の皆さん、シトライカンパニーさん、ありがとうございました!

ブルワリー

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