Grapevine 2022 / グレープバイン 2022

Far Yeast Brewing / ファーイーストブルーイング
スタイルペールエール - Pale Ale / ペールエール
ABV6.0%
IBU15.0

4.1★★★★☆

■土に還る運命だったぶどう600kgを活用
山梨をビールで盛り上げる「山梨応援プロジェクト」より、“秋の味覚”ぶどうを使った人気のフルーツエールを今年も販売いたします。昨年に続き、今回も「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」とコラボレーションし、ワイン用品種のぶどうを使用しました。
ワイン用ぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り、凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、途中で間引きをする「摘房」という作業が行われます。摘房された果実は通常畑に還されますが、これらを引き取りビールへとアップサイクルする取り組みを昨年スタートしました。摘房された果実は糖度が低く、ワイン醸造には適しませんが、ビールにするには十分な糖度があります。これらを活かし、フルーティーな香りと酸味を活かした美味しいフルーツペールエールへと再生しました。
8月末、当社スタッフも「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」のぶどう畑に赴いて摘房作業を行い、メルロー、シラー、甲州を中心に計10品種の摘房果実約600kgを譲り受けました。

■山梨の秋の味覚ぶどうの香りをより豊かに届けるフルーツペールエール
『Far Yeast Grapevine 2022』は、ぶどうの香気成分でもあるチオールを強化するイーストを使用。ホップは白ぶどうの香りをもつネルソンソーヴィンを用い、昨年以上にぶどうのフレーバーがたっぷりと感じられるフルーツペールエールに仕上げました。
赤みのある液色、未熟な果実が醸しだす酸味とほのかな甘味のあるアロマが口にする前からぶどうの存在感を示します。フレーバーはわずかにタンニンをまとった白ぶどうやいちごのような優しい味わいで、穏やかな炭酸と軽めでドライなボディが喉を潤してくれます。
フルーツ王国山梨に位置する当社では、食品ロスへの取り組みとともに、ぶどうビールの決定的な美味しさの確立を目指します。今後も「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」との協業を継続し、本作を秋のシーズナル商品として毎年醸造を重ねていきます。

原材料:ぶどう(山梨県甲州市産)、麦芽、ホップ、糖類
アルコール度:6.0%
IBU:15
スタイル : Fruited Pale Ale
品目:発泡酒(麦芽使用率:25%以上50%未満)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)

最新のレビュー

ピボ

4.2★★★★☆
2年弱前

良い意味でやっぱりビール。
ワインが苦手な身としてはとても美味しく感じた。
酸味も程よい。

デカプリ子
Bar REMINE / リマイン

4.1★★★★☆
約2年前

いわゆるぶどうジュースっぽい香り、ワインっぽいぶどうの酸味、タンニン、渋みもありつつ、ほどよく甘みも感じれる。このへんは糖度低めのぶどうがゆえか。マスカットっぽいのはぶどうなのかネルソンソーヴィンのホップなのか。けっこうにごっててしっかりめのボディだけどあとあじは予想外にドライめ。ベースのファーイースト味は健在、以前飲んだGRAPEVINEとけっこう印象が違ってこっちのほうが好きかもです。国産ぶどうのアップサイクルなフルーツエール。

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