ブレッドヴァイツェン / Bread Weizen

門司港地ビール工房 (門司港レトロビール) / MOJIKO BEER
スタイルWheat / ウィート - Weizen / ヴァイツェン
ABV5.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

「パンから生まれたブレッドヴァイツェン」
廃棄されてしまうパンの耳を使って、パンと同じ「小麦」の麦芽を使う「ヴァイツェン」を醸造しました。

北九州の老舗製パン「クラウン製パン」さんとタッグ
創業1948年(昭和23年)のクラウン製パンでは、北九州市内の学校給食用に食パンを製造しています。焼き上がった食パンの「パンの耳(食パンの両端の部分)」はスライスする際に廃棄処分となります。門司港ビールはクラウン製パンより、このパンの耳をなんとか活用できないかと相談を受け、パンの耳を使ってビールを醸造することになりました。

ビールは「液体のパン」
ところで皆様はパンとビールは歴史的な深いつながりがあることをご存知でしょうか?ビールは「液体のパン」とも呼ばれ、今から約5000年前の紀元前3000年頃まで遡ったメソポタミア文明の時代、パンを乾燥させて水を加え、発酵させることでビールを作っていたことが粘土板に記録されています。
メソポタミア文明時代のビールを造るわけではないのですが、「パンを使ってビールを作る」という発想は昔からあったものなのです。

パン耳を使って作ったヴァイツェン
今回醸造するビールのベースはヴァイツェンです。門司港のヴァイツェンは原料の50%以上に小麦麦芽を使用しています。ブレッドヴァイツェンは小麦麦芽の代替品としてパンの耳を約1割(40kg)使用しました。

門司港ビール醸造部からのメッセージ
仕込み時の麦汁の様子は、いつもよりまろやかでパンっぽい小麦感を強く感じました。ヴァイツェン以上にヴァイツェン(ドイツ語で小麦)なビールになったと思います。フードロスの問題に取り組みながら、当たり前ですが美味しいビールも目指します。環境にやさしくて、美味しくて、ビールの原料の削減にもつながる、「ブレッドヴァイツェン」は、まさに一石二鳥、いや三鳥なビールです。

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