JUMP FOR JOY / ジャンプ フォー ジョイ

BarbaricWorks / バーバリックワークス
スタイルサワー - Sour / サワー
ABV5.0%
IBU3.0

4.2★★★★☆

ヘッドブルワーの布施です。
今週は久々のバレルエイジドビールのリリース!

Barbaric WORKSにはフーダーが1基、バレルが6樽あります。
僕がここに来た時は、すべての樽に2年以上に渡って熟成されたビールが入ってました。1つのタンクで発酵させたビールを、2つの樽に分けて移して熟成させているんですが、2年以上経つと元々同じものだったとは思えないほど差が出てきますね。
樽熟成中のビールは直線的に味が変化していくわけではなく、前回のテイスティング時よりちょっと良かったり悪かったりを小刻みに、波のように味が変化していくイメージ。どのタイミングがベストかを判断するのって、正直難しいです。通常のビールと違って、作ってからリリースまでのサイクルが長いので、あれこれ試せないし。
これは先代のブルワーからのビッグなプレゼントであり宿題だなぁと感じています。

今回、ブルワーだけでなく併設の店舗スタッフにもテイスティングをしてもらって、どの樽のビールを使うか決めました。
他にもかなり良い時期を迎えつつあるビールもありましたが、これは次の機会に。ぜひお楽しみに!

商品の詳細は以下の説明をご覧ください!

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樽熟成×フルーツの組み合わせでお届けするBarbaric WORKSの「Jump for Joy」シリーズ。
Vol.3となる今回は、柿を入れて樽熟成したビールと、樽熟成していない通常のビールをブレンド。
バレルエイジドビールらしい複雑さにすっきりとした飲みやすさも兼ね備えた新作がリリース!

ブルワリー内にある、2年以上寝かせた6樽のビールの中でテイスティングを重ねて選んだのは、柿を入れたアンバーペールエール。複雑で奥行きのあるアロマとワイルドな酸味が素晴らしい一方、渋みや雑味も感じて、そのまま出すには少しピーキーな印象でした。ただ、ちょうどその時仕込んでいたペールエールをブレンドしたところ、渋みや雑味が引っ込んで、アロマがぐっと前に現れました。
結果的にこのビールをブレンドすることに決めて、瓶内熟成を経てリリースに至りました。

香りは、熟したプラムやリンゴに、樽付きの酵母由来と思われる軽い酸のニュアンス。
一口含むと、樽香にタンニン、タンジェリン様の甘い酸味。
ただ、樽熟成由来のアロマが突出しすぎず、きれいに飲みやすいバランスです。
このビールだけでアロマを楽しんでもいいし、食中酒としてのポテンシャルも高そうです。

昨年リリースしたフーダーセゾン「PLAY GROUND」と飲み比べてみると、そのニュアンスの違いが際立って
面白いかもしれません。

品目:発泡酒
スタイル:Barrel Aged Beer w/Persimmon
ABV:5.0%
2025年1月リリース

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喜びで飛び跳ねるって意味で造ったBarrel Aged2発目の作品となります。
処女作は爽やかな金柑とふくよかな甘味の柿を使って醸しましたが2作目は全て神奈川の繋がりある農家さんが育てた苺、ブルーベリー、プラムを旬を迎える時期に手に入れ1次発酵が終わりBarrelに移動させたビール内に2年半の歳月をかけ発酵させてみました。
それぞれのフルーツに土着していた酵母からはキレがあるキレイな酸味とフレンチオークからは妖艶なバニラ香の恩恵は素晴らしくベリーによってピンク色に染り、アセロラや 杏に似たアロマにキリッとした酸味が効いてロゼワインかのような印象もあります。
2作目のJUMP FOR JOYも皆さんと喜び分かち合えたら。

品目:発泡酒
スタイル:Barrel Aged Sour Beer w/Blue Berry, Straw berry, Plum
ホップ:アマリロ
ABV:5.5%
IBU :3

最新のレビュー

デカプリ子
manu’a / マヌア

4.2★★★★☆
約1年前

酸味いい感じでオークのバニラな樽香とストロベリー。ボディはわりとしっかり、5.5%よりはパンチある感じ。

ブルワリー

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