スーパーウルトラハイパーすっぱい梅サワーエール

サンクトガーレン / SanktGallen Brewery
スタイルサワー - Sour / サワー
ABV4.5%
IBU8.0

0.0☆☆☆☆☆

世界一酸っぱいと言われる食品『梅肉エキス』を使用。世界一酸っぱいかもしれないビール
「スーパーウルトラハイパーすっぱい 梅サワーエール」を2024年4月1日限定で販売します。
梅飴を思わせる甘い香りがしますが、口に含むとギョッとするほど酸っぱくて2口目をためらいます。
でも3口、4口と飲み進めると不思議とその酸っぱさがクセになる、そんなビールです。

スーパーウルトラハイパーすっぱい理由【1】
世界一酸っぱいと言われる食品『梅肉エキス』を副原料に使用しています。
梅肉エキスは、紀州産青梅のタネを取り除き、すり潰し、その青いサラサラの果汁が、真っ黒くドロドロになるまで煮詰めてつくられます。
青梅1kgを20gにまで煮詰めて凝縮させるため、梅の栄養も味わいも全てが超濃厚です。
酸の強さを表すpHで見ると、一般的な梅干しやレモンが2.0なのに対し、梅肉エキスは1.4!とにかくすっぱくて、少し舐めるだけで全身の毛が逆立つような感覚に襲われます。

スーパーウルトラハイパーすっぱい理由【2】
このビールのベースはサワーエールです。 ビール酵母に乳酸菌などを併用してつくられる酸っぱいビールを「サワーエール(SOUR ALE)」と言います。
本来ビールに“酸”は好ましくない味のため、ビール工場にとって乳酸菌は危険な存在です。取り扱いには慎重を期し、他のビールに乳酸菌が混入しないよう排気口などタンクの開いている部分は全て塞ぎ、 製造後は全ての部品を分解洗浄するなど、かなりの緊張感の下での作業でした。
乳酸発酵後は、アルコールと乳酸を生成する “フィリーサワー酵母”で2回目の発酵を行っています。通常は程よい酸味を求めどちらか一方しか使いませんが、今回は梅肉エキスに負けない強烈な酸味を求め2つを併用しました。
フィリーサワー酵母は、フィラデルフィアの科学大学がハナミズキの木から分離したラカンシア種の酵母です。 発酵によってアルコールと乳酸を生成するのが特徴で、核果(梅・あんず・桃)の香りも醸します。

原価もスーパーウルトラハイパー高い…
梅肉エキスは青梅1kgを20gにまで煮詰めている食品のため、稀少で高価な食品です。今回使用した梅肉エキスは約20kg、お値段350,000円です。
ただそれ以上に原価のかかっているビールが、2021年4月1日に発売した「うん、このブレンド黒」。 このコーヒーも大変高価でした…。

スーパーウルトラハイパーすっぱい梅サワーエール
スタイル: SOUR ALE
原材料: 麦芽、ホップ、梅肉エキス、クエン酸
アルコール度数: 4.5%
IBU: 8

ブルワリー

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