HBC1019 Hazy IPA

HAZY LABO / ヘイジーラボ
スタイルIPA - Hazy IPA / ヘイジーIPA
ABV6.5%
IBU-

4.1★★★★☆

定番化銘柄第二弾はHBC1016!今回もちゃんと濁りました!
この液種もお勧めです!

このホップは実に興味深い。
メロン、レーズン、洋梨、桃、パイナップル、ミカンなどのフルーツ感が濃くて、しかも完熟フルーツの蜜のよう…。
いわゆる良くあるシトラやモザイク系のHazyではなく独特な果実感で、ナチュラルな美味しさ。
残糖は少なく数値的にはドライだが、スッキリとした充分な甘味を感じる。

仕込みから約1ヶ月半経過して、やっとリリースできました!
リリースが遅れたのは、ホップクリープ?が長引いたためです。

ホップクリープとは、ドライホッピングした時にホップに含まれている酵素が溶け出して、デキストリンなどの多糖類を分解して発酵可能なシンプルな糖類に変換した結果、再発酵が起きる現象。

HAZY LABOはコンディショニングに時間をかけるブルワリーです。
リリースまで時間がかかるバッチもありますが、発酵の状況を見極めてから樽詰&缶詰しています。
なるべく美味しい状態にしてから出荷したいからです。

去年リリースしたHBC1019も大好評でしたが、今回もコンディショニングでいい感じに仕上がったと思います。

発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、ブドウ糖、乳糖、カラギナン
添加物:ビタミンC、亜硫酸塩、炭酸ガス
アルコール度数:6.5%
ホットサイドホップ使用量:5g/L
コールドサイドホップ使用量:24g/L(ドライホップ4回)

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HBC1019という新種のホップのみを使ったHazy IPA。
仕込みは10/17。
まだ1ヶ月ちょっとの、HAZY LABOとしては早めのリリース。

アルコール度数は8%。
アルコール度数を上げていくと、やや甘すぎる結果になる事も多々ありますが、HAZY LABOのハイアルはスッキリとしたキレの良い甘味になることが多いです。
今回も甘すぎなく後味のいい仕上がりです。

イーストはVoss Kveik。
このイーストはフーゼルアルコールを殆ど出さないので、アルコール感は全くと言っていいほどありません。
するする入っていくので危険です。
そしてオーツ麦の使用比率は33%なので、さらっとした口当たり。

エキゾチッククリームキャラメル、トロピカルキャンディー、ハニーデューメロン、熟した桃、ココナッツ、キャラメリゼしたパイナップル、キャラメルバナナ、みかん、フルーツサラダなどのニュアンス。
そして甘い香りとクリーミーな口当たりのHazy。

この味で思いつくのは、Sabro(サブロー)ホップ。
しかし、サブローはもっと個性的で、やや癖のある味(個人的見解)
このHBC1019は、もっと穏やかでナチュラルなエキゾチック系。
サブローよりもクリーミーです。

エキゾチッククリームキャラメルとメロン?
隠し味的にマンゴー、桃、ココナッツがチラホラ。

この状態はまだ若いHazyと言えるかもしれません。
もし樽のスケジュールに余裕がある場合は、あと1ヶ月常温で育ててみてください。
そうするともう少し熟した果実感が増えて更に良くなると思います。
どうぞよろしくお願いいたします!

原材料:麦芽(外国製造)、オーツ麦、ホップ、カラギナン
添加物:ビタミンC、亜硫酸塩
アルコール度数:8%

最新のレビュー

ぴー助
HAZY LABO / ヘイジーラボ

4.1★★★★☆
5ヶ月前

ニゴニゴ
香りはミルク系の優しい甘さ
メロン系のフレーバー
トロ味もハイアルを演出?してます
苦味もしっかりありますが控えめ
後味が柔らかく甘めなのが印象的でした

ブルワリー

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