THE GREEN MAN / ザ グリーンマン

のろし醸造 / NOROSHI BREWERY
スタイルIPA - English IPA / イングリッシュIPA
ABV4.0%
IBU35.2

4.3★★★★☆

Little HollowBrewing (似内さん)とのCollabolation
本格English スタイルの水質で醸したビール。香りは水質由来の硫黄臭が感じられるが時間とともに穏やかになり、エゲレスホップ (Fuggle・Goldings) 由来の紅茶感が温度が上がるほどにモルト味とともに拡がり美味しくなる。 適温は8℃~12℃。
炭酸がかかっているのでEnglishExportStyleとも言える。

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イギリスの“本来のIPA”。静かで力強い、日常の一杯。

IPAといえば、今ではホップが華やかに香るアメリカンIPAを思い浮かべる方が多いと思いますが、
のろし醸造が今回挑戦したのは、その原点ともいえるクラシックなEnglish IPA。

仕込みを共にしたのは、COEDO BREWERYでの製造を経て渡英し、現地のクラフトブルワリーと伝統的リアルエールブルワリーで修業を積んだフリーランスブルワー、Little Hollow Brewing。
Englishスタイルをこれから3作製造する予定です。

イギリスのリアルエール文化を、のろし醸造らしく再構築した一杯です。

-「GREEN MAN」とは-
このビールの名前は、「Green Man」=イギリスの伝統的なパブに多く見られる名称にちなんでいます。
木の葉に包まれた顔の紋章や看板が象徴的で、自然が近くにあるのろし醸造のイメージにも当てはまる気もします。
そして“人と場所をつなぐビール”としての願いを込めて、この名を冠しました。

-スタイルと味わいの特徴-
モルトには英国産Crisp Maris Otterを、ホップにはFuggleとGoldingsというどちらもCharles Farmのものを使用。
ホップの香りは華やかというより、紅茶・草・湿った土・マーマレードの皮のように落ち着いた印象。
水質は、エゲレスで調整後に使用される水質のイメージを再現しており、
仕上がりには穏やかなサルファリー(硫黄)香が感じられます。穏やかかどうかは人の感知能によりますが。

これはイングリッシュスタイルの個性のひとつで、
ラガー好きの方には馴染みやすく、時にビールのドリンカビリティに作用している要素です。
※香り(硫黄)に敏感な方は、ご購入前にご注意ください。

テイスティングコメント
香りは、紅茶、青草、湿った木々、マーマレード、そしてやさしい硫黄感。
飲み口はなめらかで、苦味はじんわり、炭酸は控えめで落ち着きのある設計。
飲み疲れず、グラスを空けるたびにもう一杯欲しくなるような、静かな魅力のIPAです。
8℃~12℃くらいにあったまった状態からよりおいしい。

GREEN MAN
派手さはないけれど、土地に根ざし、人と人の間をつなぐような一杯。
肩の力を抜いて、日常のなかで何気なく飲みたくなるようなビールを目指しました。

Style:English IPA
Color:SRM 5.7(明るめのアンバーゴールド)
Alc.:4.0%
IBU:35.2
CO₂:2.1〜2.2Vol(とても弱めのカーボネーション)

Malt:Crisp Maris Otter
Hop:Fuggle, Goldings(Charles Faram)

最新のレビュー

デカプリ子
のろし醸造 タップルーム / NOROSHI BREWERY Taproom

4.3★★★★☆
20日前

ビターな紅茶っぽいモルトの香ばしさ、干し草グラッシー感、ほどよい苦味、めちゃくちゃクリーンでクリア。うましイングリッシュIPA。

ブルワリー

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