The Magnificent NITO Coffee Beans Ver. - Emperor 010 / ザ マグニフィセント

CRAFT BEER BASE Brewing Lab / クラフトビアベース
スタイルポーター - Imperial・Double Porter / インペリアル・ダブル ポーター
ABV10.6%
IBU49.0

0.0☆☆☆☆☆

ABV. 10%のImperial Porterに深煎りコーヒー、バニラ、オークキューブを加え、重厚な味わいに。2010年代の副原料を駆使した自由でダイナミックなアメリカン・カルチャーを体感できる一杯。
An Imperial Porter with 10% ABV, infused with dark roast coffee, vanilla, and oak cubes for a rich, heavy-bodied profile.
Taste the free and dynamic American craft beer culture of the 2010s that mastered the art of brewing with adjuncts.

今年仕掛けている「ビール4大発祥をめぐる企画」アメリカ編もいよいよ6作目のリリースとなる。今回は、アメリカ・サンディエゴのBallast Point Brewingが2007年にリリースした、インペリアル
ポーターにバニラとコーヒーを合わせた名作「Victory at Sea」
へのオマージュである。
今回のテーマ、1990年代から2010年頃までの製法に着目する中では最もモダンな部類に入るが、日本に2010年頃から輸入され、同ブルワリーの目玉としてシーンを席巻したことは記憶に残っている。
CRAFT BEER BASEは2012年の開業であり、当時からBallastPointのビールを扱っていたが、このビールとの出会いは本当に衝撃的であった。当時は副原料をここまで印象的に使ったビールはまだ多くはなかった時代。絶妙なバランスが生む滑らかなボディ、温かみのあるアルコール感、そしてそれに負けないバニラとコーヒーの力強いコンビネーションに、まさに目から鱗が落ちるような経験をしたことを強く記憶している。まだバレルエイジドなどのビールにもそうそう出会えなかった頃、この圧倒的な存在感は極めてセンセーショナルであった。
今回の再現にあたっては、レシピを参考にしながら現代の手法をミックスした設計に挑んだ。本国ではこのビールの樽熟成バージョンもリリースされているが、今回はその世界観に近づけるべく、コーヒーとバニラに加えて、オークキューブを加え、一緒に熟成をかけている。特にコーヒーの抽出などは我々にとっても初の試みであり、副原料のバランスを狙う上では「勘」で攻めた部分もあるが、あの時の感動をもう一度届けられる仕上がりになったと自負している。
なお、今回使用したコーヒー豆は、CBBの店舗でも提供している大阪・堂島のカフェ『NITO COFFEE AND CRAFT BEER」の自家焙煎。実際に店舗でテイスティングさせていただき、ホンジュラス・グアテマラ・ブラジルのナチュラルの中深煎り、これを1:1:1でブレンドしたものをこのビールのために焙煎していただいた。ローストが強めでボディに負けない存在感のあるプレンドだ。
アルコール度数の高い、いわゆる「ビッグビール」や、副原料を駆使したダイナミックなインパクトを持つビールは、まさに2010年代から一気に開花したと記憶している。それまでの「伝統の踏襲」が主であった酒類の常識を覆し、自由な発想で新しい味わいに挑戦していくアメリカのカルチャーは、まさに新しい酒文化への幕開けであった。私たちがビールに魅了され、この自由なビールのあり方を伝えていきたいと思った原点も、まさにこうした時代のうねりの中にある。
名前もCBBの高アルコールEmperorシリーズにちなみ、「TheMagnificent」と名付けた。この名は16世紀、コーヒー文化を我が物にし、大航海時代への布石となったオスマン帝国の偉大なる皇帝スレイマン1世の異名だ。その名に恥じぬ堂々とした味わいと重厚感、コーヒーとスパイスの融合という大航海時代を背景とした味わいの構成。その歴史と自由の軌跡を、このダイナミックな一杯を通じて体感していただければ幸いである。

Emperor 010 The Magnificent NITO Coffee Beans Ver.
Beer Style : American-Style Imperial Porter w/Vanilla,Coffee
10.6% / IBU :49

ブルワリー

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