IKL "IS THIS COLD?"

志賀高原ビール / Shigakogen Beer (玉村本店)
スタイルラガー - Lager / ラガー
ABV6.0%
IBU28.0

3.6★★★☆☆

この夏、SHIGA KOGEN HELLES!?、Fresh Hop Pils と、三年振りにラガーをつくってきたのですが、最後に、あの India Miyama Lager 的なものを、をつくろうかなと思いました。

今回は、自家栽培の "美山錦" ではなく、同じく昨年から自家栽培に挑戦をはじめた "金紋錦 " をつかってみることにしたので、IKL (=India Kinmon Lager) ということに。

一方で、最近、"Cold IPA" なるものがでてきたのを聞いて、ちょっと調べてみたら、米などの副原料をつかって、ラガー酵母をつかって仕上げたものらしい。

「これって、India Miyama Lager 的、いや、元をただせば、北の人と一緒に2014年につくった "SUPER NIGA~I " 的じゃん。」

と、思ったわけです。

でも、つかっているホップが、最近の IPA とかで人気の品種であることや、イーストの発酵温度も違うらしいです。

で、せっかくの限定だし、ちょっと新しい要素を取り入れてやってみたら、全くの新作になったとさ。

6.0%、IBU28。

計算上の IBU は低いですが、三種のホップ (Simcoe、Galaxy、Talus) を、最近のうちの IPA たちと同等以上にたっぷり。

ホップを加えるタイミングも、最新のIPA とほぼ同様。

一方で、デコクションとかクラウゼニングといった、ドイツ的な方法もつかってます。

味の方は、かなりドライでホッピーです。

でも、IPL とも イタリアンピルスナーとも違う感じ。

グレープフルーツ感が一番ですが、そこにパイナップルやパッションフルーツ的なニュアンスも。

いわゆるラガー的な香りは、あまり感じなれないのですが、キリッとドライなボディ感は、金紋錦とラガーのおかげ。

まあ、最近の傾向だと、このくらいでも「苦い」という人は多いのかもしれませんが、食中酒としては、このくらいがぼくらの好みです。

食事と一緒に、ゴクゴクいきたいやつ。

サラダとかから、揚げ物、鶏や魚のシンプルなグリルなどなど、守備範囲は広いと思います。

というわけで、飲んだこともない "Cold IPA" を勝手に想像して、そこからも刺激を受けた新作。

果たして、これであってるのかな?

IS THIS COLD?

最新のレビュー

Louise

3.3★★★☆☆
3年弱前

一口目、すごく長く感じた。
香りはとても好き。
二口目からは、舌の奥の方で感じる苦味があとを引いて、また飲みたくなる感じ。

クラフトビール好きニキ∞

4.0★★★★☆
約3年前

ニュアンス的には志賀高原っぽい。スタイル的には、非常に分類しづらい感じ。ドライでホッピー主にグレフルなんですが飲み口がラガーにしてはウエット。

食事にもよく合うと思います。でもなんだろう気が付くとスルッと飲めてしまう感じは。まぁそれイコール良い酒って持論でまとめます。

ブルワリー

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