SUSTAINA BEER 純環 / サステナビア JYUNKAN

伊勢角屋麦酒 / ISE KADOYA BREWERY
スタイルIPA - Wheat IPA / ウィートIPA
ABV6.0%
IBU40.0

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明野高校コラボビール「純環」
明野高校生が取り組む、循環型農業(SDGs)の一環として開発した純米吟醸酒「明野さくもつ(AKENO SAKUMOTSU)」その酒粕を使用してビールをつくりました。
ビールの製造過程で排出されるモルト粕は、明野高校で飼育をしている養豚の飼料となり、やがて酒米に還元される明野高校独自の農業スタイルによって生まれたサステナブルなビールです。

<開発ストーリー>
開発経緯
循環型農業を実践する地元の高校を応援するために、何か一緒に出来ないかと明野高校の学生たちと話合っている中で、高校生が育てた酒米「弓形穂(ゆみなりほ)」を使用した純米吟醸酒「明野さくもつ」の醸造過程で排出される酒粕を原材料の一部に使用してビールを作ろうというプロジェクトが立ち上がりました。

事前学習
学生たちはビールに対する理解を深めるために、まず当社の下野工場を見学。工場見学では製造工程や設備、ビール造りの工夫などを学び理解を深めていました。続いて、ビール醸造の肝となる酵母についてフィールドワーク形式で学習。当社代表の鈴木から酵母の生息場所や条件、酵母の役割などについて学んでいただきました。

デザイン開発
ネーミングやデザインにも学生に参加していただきました。ビール名は、明野高校の循環型農業の取組みによって開発されたことにちなんで、SASTAINA BEER 純環(じゅんかん)に決定。
ラベルデザインは伊勢角屋麦酒の既存ラベルからデザインの方向性を検討し、当社松岡協力のもと純環のイメージに合う特徴的なデザインになりました。

製造過程
伊勢角屋麦酒神久工場にて、実際のビール製造に挑戦していただきました。モルトの粉砕作業からはじめ、モルトの投入。ホップの投入。そして純米吟醸酒「明野さくもつ」の酒粕の投入。アルコール発酵前の麦汁を試飲して、仕上がりの味わいを想像。その後酵母を足して1ヶ月発酵させビールが完成。出来上がったビールの樽詰め・ビン詰め作業を体験していただきました。

Taste
酵母に、酒粕の吟醸香と相性抜群の当社オリジナルの野生酵母「KADOYA1」を使用。アロマは酵母由来のバナナのようなフルーティさとクローブのようなスパイシーさ、ホップ由来のトロピカルフルーツのキャラクターが複雑に交じり合い、日本酒らしさも感じられます。小麦麦芽由来のふくよかな口当たりとボディ感。 程よい苦味でスッキリとした後味。酒粕を上手く活かし日本酒らしさも残しつつ、IPAらしいホッピーな味わいに仕上げました。

Detail
商品名: SUSTAINA BEER 純環
種別: 発泡酒(麦芽使用率90%以上)
スタイル: 酒粕ウィートIPA
原材料: 大麦麦芽、小麦麦芽、小麦、ホップ、酒粕
アルコール分: 6.0%
IBU: 40

ブルワリー

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