伊勢茶ピルスナー

伊勢角屋麦酒 / ISE KADOYA BREWERY
スタイルピルスナー - German Pilsner / ジャーマンピルスナー
ABV5.0%
IBU40.0

0.0☆☆☆☆☆

きっかけ
福岡県のFUKUOKA CRAFT とのコラボレーション。今回は双方のブルワリーで共通のテーマを決めて、それぞれでレシピを作って醸造を行いました。テーマはローカルグリーンティを使用すること。
FUKUOKA CRAFT は八女茶。ISEKADO は伊勢茶。それぞれ地元に緑茶の名産地があるので、それを活用したビール作りに取り組みました。

こだわり
ISEKADOでは、伊勢茶のかりがねを使ったジャーマンピルスナーを作りました。
”かりがね”は玉露や煎茶を製造する工程で取り除かれる茎や葉脈の部分が入ったお茶のことです。
お茶業界では余り物なんですが、香りが爽やかでレモンを思わせるノートがあり、煎茶や玉露に比べてホップとの相性が良かったので、あえてそれを選びました。
煮沸終了後に5 分間だけ茶葉に麦汁を通し、香り・旨み・渋みを抽出しました。
ジャーマンピルスナーはガッツリとヨーロッパ産ホップ由来の苦味と香りの効いた淡色ラガー。
あくまでピルスナーらしさを主体にしつつ、ホップ由来の苦味と香りに緑茶の渋みと香りを加えることで、奥行きを出そうという着想でレシピの設計を行いました。
ジャーマンピルスナーと言いつつも、ホップもモルトもアメリカのものを中心に使用しました。
本来ならアメリカンコンテポラリーラガーとでもいうべきでしょうか。

あじわい
ライトゴールデンカラー。軽く霞がかった外観。
レモンやライムのような柑橘アロマとハーブ、花、そしてお茶のようなノーブルホップらしいアロマが感じられます。
フレーバーではしっかりと苦さがありつつも、モルト由来のパンや蜂蜜を思わせる甘みと緑茶由来の旨みがその苦味を後ろ支えし、酵母由来の硫黄キャラクターとともにクリスピーにフィニッシュします。

【 ビアスタイル 】
ジャーマンスタイルピルスナー with グリーンティ

【 アルコール分 】
5.0% / IBU:40

【 原材料 】
大麦麦芽、ホップ、緑茶

【 使用ホップ 】
Citra, Lorien , Motueka

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