Beer Cha / ビア茶

スタイル	ラガー - Amber Lager / アンバーラガー
ABV	4.5%
IBU	-

0.0☆☆☆☆☆

札幌のど真ん中、東西13ブロックを貫く「大通公園」。
ここがなかったらと思うとゾッとするほど、札幌の街の魅力を引き出してくれている超絶アイコンです。
テレビ塔、木々、花々、噴水、遊具、とうきびワゴン…各ブロックに個性豊かな景観がありますが、共通しているのはベンチがたくさん並んでいること。
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これらのベンチにまつわる個人的な思い出は、幼少期から現在まで、少し振り返っただけでも大量に押し寄せてきます。
ベンチっていいですよね。Streetlight前にも設置したいなぁ。
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さて、この大通公園のベンチは大半が木製のため、時とともに塗料が剥がれてカサカサになってしまいます。
美しく長生きしてもらうためには、再塗装が必須なんですね。
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それを自分たちでやってしまおうと、2014年から関係各所の許可を得て塗り塗りしている「Sapporo Wood Repainters」というチームが存在します。
@sapporowoodrepaintersreturns
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毎年春・秋に1回ずつ1ブロック分というペースで、一度は全ブロックの再塗装を完了。
その後、コロナ禍もあって中断していたものの、昨年から2周目がスタートしています。
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全然ビールの話になりませんが（汗）、もう少し続けます。
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ベンチに塗っている色は、美しく調和した街並みづくりのために開発された「札幌の景観色」という70色のカラーチャートからピックアップされたもの。
各色には「氷柱（つらら）」「ライラック」「蝦夷（えぞ）りす」「ペチカ」など、札幌の風土・文化に根ざした色名がつけられています。
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再塗装1周目は各ブロックごとに色を変えていましたが、2周目は全ブロックを通して1色に統一するのだとか。
それが「ビア茶」という色。
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札幌は日本人の手による国内初のブルワリーが立ち上がった街ということで、アンバーラガーのような茶色が「ビア茶」と名づけられたのだそう。
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街を愛するRepaintersのDIY精神へのリスペクト、そしてこの色名に込められたストーリー、これはもうコラボさせていただくしかない！
ということで、アンバーラガー【ビア茶】がここに誕生しました。
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お茶は一切入っておりません。
8種のホップを細やかなスケジューリングで投入し、ウッディ、パイニー、その他多様なアロマがモルトの旨みと共存するホッピーアンバーラガーに仕上がりました。
DIY後のひと休みに、爽やかにのどを潤してくれることでしょう。