
English Pale Ale / イングリッシュペールエール
CRAFT BEER BASE Brewing Lab / クラフトビアベーススタイル | ペールエール - English Pale Ale / イングリッシュペールエール |
ABV | 4.5% |
IBU | 33.0 |
「English Pale Ale」は現代クラフトビール市場の基本を担うPale Aleの礎となったビアスタイルで、モルトとホップの中庸なバランスが特徴です。
⾧く、世界的にも広く愛された名作「Bass Pale Ale」をモチーフに、伝統に想いを馳せつつ醸造しました。
モルトのあたたかな味わいと穏やかなホップの香りをゆったりと楽しんで頂けるビールに仕上がりました。
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「English Pale Ale」は現代クラフトビール市場の基本を担うPale Aleの礎となったビアスタイルで、モルトとホップの中庸なバランスが特徴とされる。その発祥は1777年に遡る。長く、世界的にも広く愛された名作「Bass Pale Ale」をモチーフに、伝統に想いを馳せつつ醸造する。
"English Pale Ale" is a beer style that laid the foundation for Pale Ale, which is fundamental to the modern craft beer market. It is characterized by a moderate balance between malt and hops. Its origins date back to 1777. Brewed with a nod to tradition, it is inspired by the long-loved classic "Bass Pale Ale."
ビール四大発祥国をめぐる醸造で、3月~5月は英国発祥にフォーカスする。今年の当テーマ3つ目のリリースは「English Pale Ale」だ。現代のクラフトビール市場ではAmerican Pale Aleが代表的で、弊社商品の「CPA」は私達CRAFT BEER BASEがクラフトビールを醸し続ける上で立ち返るべき基本に据えている。English Pale AleはそのAmerican Pale Aleの前衛で、歴史的には18世紀にさかのぼる。Pale Aleとは「淡い色合いのエール」を指し、麦芽を低温に温度調整しながら乾燥させることに成功してから生まれてきたものだ。それまではダークエールが主流であったとされる。英国現地ではBitter ESB、English Pale Aleあたりはほとんど同列の商品群としてカテゴライズされる。市場ではその違いを正確に理解されていただろうか? ビアスタイルガイドラインを読み返してもアルコール、IBU SRMの数値において被っている部分が多く、実際にレシピを調べていても初期糖度こそ違えど、最終比重まで考慮するとそこまでの違いを生み出さなくてもよいように思える。上記理由から、CBBでは今まで「English Pale Ale」を醸さずもう一歩細かな分類のBitterやESBを醸してきた。今年このピアスタイルに向かい合うきっかけとなったのが「Bass Pale Ale」の製造停止というニュースだ。「Bass Pale Ale」はPale Aleの礎となったビールで1777年にイギリスBurton-upon-Trentの石膏成分が高い水を使用したことで独自性を生み出した。また、日本最初の輸入エールとして1860年頃より知られるようになった。この最初の第一歩から、大正時代のビール民衆化を経てほんの20年くらい前までは輸入ビールの代表格として日本でも根付いていた。日本人にとってエールと言えばBass Pale Aleを指す程、代名詞だったと言える。私自身も例外でなく、アメリカのクラフトビールが浸透する前はよくこの甘く緩いエールと共に時間を過ごしてきた。その「Bass Pale Ale」が2024年に製造停止となったニュースをつい最近耳にしたときは衝撃を受け、今回「English Pale Ale」を掘り下げてみようという企画となった。レシピなどを調べると、実際に現地で飲まれたDraft Bassと、私達が日本で親しんできた「Export」の間には違いがあった。大きくはガスボリュームとアルコール度数だ。カスクやハンドポンプといった製法・機材を介さず、ボトル販売をメインに据える輸出おいて品質保持のためのガス圧とアルコール度数を兼ね備えた「Export」は適度な発泡とクリーンなボディ、柔らかな甘みが特徴だったと記憶している。今回はBass Pale AleをモデルにEnglish Pale Aleの代表的レシピを再現し、意図的に高めのガスを効かせた。香りや味わいとしては典型的な英国産ペールモルトとホップの特徴をバランス良くかつ心地よく感じることができる。今回は赤い三角の思い出と共にグラスを傾けたいと思う。
Batch # L108
Brewing/Tasting Sheet
Brewing Date 2025/02/27
Release Date 2025/04/12
English Pale Ale
Beer Style: English-Style Pale Ale
ABV: 4.5%
OG: 1.049
FG: 1.015
IBU: 33
SRM: 8
Grain Bill
Crisp Maris Otter: 93.5%
Crisp Light Crystal: 3.5%
Crisp Roasted Barley: 0.5%
Weyermann Cara Munich Ⅲ: 2.5%
Yellow Koji Trace
Hops
Northern Brewer: Boil 60min 8.9g/L
Northern Brewer: Boil 20min 1.5g/L
East Kent Golding: Boil 0min 1.5g/L
Yeast
Lallemand Windsor (English Ale Yeast)
Water (ppm)
Ca: 132 Mg: 2 Na: 15 Cl: 50 SO4: 253
ブルワリー CRAFT BEER BASE Brewing Lab / クラフトビアベース
大阪府 大阪市北区大淀南1-2-11
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