
Fryeing Organs
PASSIFIC BREWING / パシフィックブルーイング| スタイル | サワー - Sour / サワー |
| ABV | 4.5% |
| IBU | - |
茅ヶ崎在住のアーティスト"やんツー"が開催する個展「浮遊する器官」とのタイアップとして生まれたビール。ライ麦や小麦などをふんだんにつかったサワーエールに、ポーランド産などのユニークなホップをたっぷりと漬け込みました。明るく、ポップでありながらどこか気難しさもある豊かな味わいの一杯です。
—memo—
茅ヶ崎在住のアーティスト"やんツー"( @yang02 )が開催する個展「浮遊する器官|Flying Organs」とのタイアップビールとなるFlying Sour Aleができました。
本個展は八重洲のアートセンターBUG(リクルートホールディングス運営)( @bugart_tokyo )で行われるもので、2022年から続くロシアによるウクライナ侵攻において実際に兵器として使われているドローン「DJI Mavic 3」と紀元前にまでルーツをもつ「投石器(カタパルト)」とが対話を繰り広げるインスタレーション作品が発表されます。
やんツー氏はAIやセグウェイといったテクノロジーを用いた作品を通して、進歩主義や資本主義に対しての批判的な眼差しを投げかけるということを得意としていて、それらは何かの答えを提示してもらうようなものではなく、むしろ疑問が生まれるような瞬間を創造してくれるアーティストです。
と、こんな流れだといったいどんなビールになるのやら?と想像がつかない方も多いかと思います。順番に説明すると「浮遊する器官」とちょっと難しめな内容とリンクするように"東欧的文化背景x技術革新を象徴するような原料"を用いつつも、あくまでビールはポップに表現することを心がけました。
ここから、東欧で広く親しまれているライ麦パンを水に浸けて発酵させた"Kvass"という飲み物に着想を得て、このビールもライ麦や小麦などをふんだんに用いつつ乳酸発酵を行なっています。これにポーランド産のホップ、NZ産の極低温化で分離されたホップ、そしてドイツ産の収穫後のフレッシュな状態を維持したホップ、と3種のテクノロジー/グローバル感のあるホップを組み合わせました。
そしてハプニング的ではありますが、行き場を失ったTyson Pizza( @tyson.pizza )のピザ生地をパン状に焼いたものも仕込み段階で使用しています。
さて気になる味わいですが、乳酸発酵による柑橘系の香りや、ライ麦のスパイシーさ、また普段とは少し違ったホップの組み合わせから異国感のあるフルーティーさが感じられます。口に含むとバランスの取れたジューシーさと酸味があり、後味にはほろ苦さと塩味まで、と実に豊かな表情を見せてくれます。すごく馴染みのある味わいでもありつつ、どこか不思議な感覚を呼び起こしてくれてるのは、普段と違う視点での原料選びというのが影響してくるかもしれません。
明るい印象でありながら、どこか気難しさもあって、ユニークな味わいですが、ビールで表現できるのはここまで。
この一杯が「浮遊する器官|Flying Organs」に足を運んでいただき、新たな問いと出会うきっかけとなれば幸いです。
【Fryeing Organs】
Style:Flying Sour Ale
ABV:4.5%
ブルワリー PASSIFIC BREWING / パシフィックブルーイング ![]()
神奈川県茅ヶ崎市萩園2644−3
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