Tapecut 2 DDH IPA / テープカット ディディエイチIPA

Far Yeast Brewing / ファーイーストブルーイング
スタイルIPA - American IPA / アメリカンIPA
ABV6.5%
IBU30.0

3.8★★★☆☆

■「Tapecut」がよりホップフォワード&ドリンカブルに進化

Far Yeast Brewingは今年9月7日(火)で創業10周年を迎えます。10年の歴史の中でも大きな転機となったのが、念願の自社工場を山梨県小菅村に設立したことでした。
この度醸造した10周年記念ビール「Far Yeast Tapecut 2 DDH IPA」は、自社工場「源流醸造所」の第1弾ビールとして2017年に発売し大好評を得た「Tapecut Imperial IPA」のセカンドエディションとなります。
 
再醸造にあたり4年前のレシピを変更、現在のトレンドを踏まえてフレーバーを調整しました。今回はホップフォワードかつドリンカブルをテーマに、トロピカル、シトラス、ハーブなど多様なアロマプロファイルを持つ6種類のホップをふんだんに使用。ドライホップを大幅に増量したDDH(ダブルドライホッピング)製法で、ホップアロマを前面に押し出しました。

ホップは当社定番ビールで中心的に使われているシトラ、モザイクに加えてHBC472など新種のホップもセレクト。ホップの香りを多重的に感じられるように、厳選したホップ品種をベストタイミングを丁寧に見計らって投入しています。前作「Tapecut Imperial IPA」のしっかりしたモルトのフレーバーはそのままに、ボディを軽くしてよりドリンカブルに仕上げました。
この4年間のビールトレンドの移り変わりとともに当社の研究と実践の成果が反映された、ブルワリーの歩みを感じられる味わいとなっています。

■個性豊かなビールをつくり続けて10年

Far Yeast Brewingは、“Democratizing beer”=ビールの民主化をミッションに掲げ、2011年に設立。産業化によって画一的な大量生産商品となってしまったビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻すべく、個性溢れるビールをつくり発信してきました。
クラフトビール文化は、あたかもオープンなプラットフォームのような、自由で活発なコミュニティをベースに発展してきました。当社はクラフトビールの基本精神を大事に、誰もが自由にコミュニティに参加し、共にワクワクできる新しい価値の創造を目指して事業に取り組んでいます。
また、設立当初から一貫してグローバルな視点を持ち、2012年からは海外展開をスタート。現在ではヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニアなど世界25ヶ国で自社ブランド商品を販売しています。

昨年2020年10月には、醸造所を構える山梨県小菅村に本社機能を移転。県内生産者や事業者との連携をますます強め、地域とのつながりを大事に共生・共創を目指しています。昨夏スタートした「山梨応援プロジェクト」では、桃やぶどうなど県産の生産物を使ったビールをつくり、ビールとともに山梨の魅力を発信しています。企業として、地方創生や食品ロス削減といった社会課題の解決を目指した取り組みには今後いっそう注力していきます。

「Far Yeast Tapecut 2 DDH IPA」とともに幕を開ける次の10年も、多様で個性的なビールを世界中に届け、豊かなクラフトビール文化の醸成を目指して活動してまいります。

原材料:麦芽、ホップ、糖類、コリアンダー
アルコール度:6.5%
IBU:30
スタイル:アメリカンIPA(DDH IPA)
品目:ビール
醸造所:Far Yeast Brewing 源流醸造所(山梨県小菅村)

最新のレビュー

クラフトビール好きニキ∞
threefeet Tokyo / スリーフィート トウキョウ

3.8★★★☆☆
約3年前

ベリー系の香りを強めに感じる。見た目から想像した通りボディもしっかりめ。

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