Chopman - HOPMAN 12th

PASSIFIC BREWING / パシフィックブルーイング
スタイルWheat / ウィート - Wheat Ale / ウィートエール
ABV4.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

茅ヶ崎にある「Beer Cafe HOPMAN」の12周年を記念したビール。
オーナーである田代さんのお母さまの故郷、瀬戸内海の大崎下島で採れたレモンを使ったウィートエール。
鼻に抜けるレモンの香りと、柔らかでほのかな酸味も楽しめるリフレッシングな仕上がりです。

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茅ヶ崎にある「Beer Cafe HOPMAN」の12周年を記念したビール。

オーナーである田代さんのお母さまの故郷、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の大長地区で無農薬で栽培されたレモン使ったウィートエールです。

HOPMANと言えば、僕が初めて"クラフトビール"に触れた思い出の地でもあります。
初めてお店に行った時に飲んだGreen Flash Brewing の「West Coast IPA」を一口飲んだ時に電撃が走り、こうしてブルワリーをやるまでになったというのは「Passific IPA」のリリースの際にも触れたエピソードですね。

僕がビール道を歩むべく、長野に引っ越すことになった旅立ちの日の早朝5時、最後に挨拶をとHOPMANに立ち寄りました。
ちょうど、36時間にも及ぶ3周年の営業のラストを締めくくる瞬間だったのですが、「頑張って来て!」と皆さんに胴上げをして送り出してもらったのは今でもよく思い出します。

それから9年という月日がたち、茅ヶ崎の地に誕生したパシフィックブリューイングという立場で12周年をお祝いするという、国民的海賊漫画もびっくりな伏線回収というわけなのです。

次世代への種蒔きなんて表現はよくありますが、間違いなく僕らは蒔かれた種であって、その芽吹きにはおよそ10年という歳月も必要でした。文化が育つのは時間がかかる、と身を持って体感したのです。

HOPMANといえば、オーナー田代さんをはじめとした宴会芸集団のようなイメージもありますが、12年という間、日々目の前のことに真剣に取り組んできたチームでもあると思います。
30を超えるタップ数に目がいきがちですが、その料理の幅、クオリティ、価格、どれをとっても素晴らしく、他国籍料理なんて言葉では表現できないような魅力があります。
それは、ビールを選ぶ楽しさと同じように、何を食べようか?とメニューを見たときから楽しませてくれる空間でもあるのです。

文字通りガブガブとビールを飲むのがHOPMAN流。ということで、今回はさっぱりとしたWheat Aleをベースに田代さんのお母さまの故郷のレモンを使ったビールをつくることになりました。
長年ビールに向き合ってるだけあって、ただただ派手なビールではなく、何杯でも飲めてかつ満足するバランス感を求めているだろうと思い、細かいところまで気を配りレシピを仕上げました。
仕込み当日はスタッフやお客さんも含めて10人を超えるチームでレモンの加工を行い、例の如く皮と果汁と絞りかすに手作業で分け、それぞれをベストなタイミングで使用しています。

鼻に抜けるレモンの爽やかな香り、小麦らしい柔らかな飲み口、手絞りした果汁による穏やかな酸味で、素材の良さが感じられる、素朴でありながら力強い味わいです。

HOPMANらしく派手やかさもありながら、実直な雰囲気が特徴のビールとなりました。

改めてチームHOPMANの皆さま、12周年おめでとうございます!!!

【Chopman】
Style:Wheat Ale with Lemon
ABV:4.5%

ブルワリー

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