木樽熟成山伏 b3 miyama "shoubu"

志賀高原ビール / Shigakogen Beer (玉村本店)
スタイルその他 - Farmhouse Ale / ファームハウスエール
ABV6.5%
IBU-

4.3★★★★☆

木樽熟成 山伏 B³ Miyama "shoubu"、ベースは、木樽熟成 山伏 B³ Miyama / Baby Blonde Brett Miyama。

思い入れの強いこいつは、うれしいことに、すでにリピートが多い人気商品。

改めて書くと:

"自家栽培の酒米 “美山錦”をつかって仕込んだブロンドエールをステンレスタンクでブレッタノマイセスとともに7ヶ月発酵・熟成をした後、500L のオークの大樽でさらに8ヶ月熟成したビールが中心。

今回は、オークの香りをバランスするために、同じくブレッタノマイセスを加えてステンレスタンクで9ヶ月発酵・熟成をしたビールも2割弱ブレンドして、瓶詰め。"

今回の B³ Miyama "shoubu"は、

ブレンドしたところまでが一緒で、そこからさらに、"SHOUBU" no Miyama Blonde でお馴染みの収穫直後の野生の菖蒲を3ヶ月漬け込んだのちに瓶詰め。

さらに瓶内二次三次発酵をしたのち、2ヶ月超の瓶熟成を経てのリリースです。

バッチ情報は こちら 。

6.5%

色は、通常バージョン同様のきれいなブロンド。

"SHOUBU" no Miyama Blonde をご存知の方が想像するよりも、菖蒲由来のスパイシーさは控えめにしています。

でも、立ち香には三○サイダーを思わせる甘やかな印象は健在。

そこに、ちょっと酸味を連想させる複雑な香りが。

そう、B³ Miyamaの通常版は、木樽熟成の山伏シリーズとしては、はじめてサワーエールでなかったのですが、こいつには、ほんの少しの酸味を感じます。

樽由来のほのかな香りを感じる、ドライなフィニッシュは共通なのですが、こちらは、ライムとかのような青い柑橘のような印象に、杉や松のような針葉樹の清々しいニュアンス。

通常版の方は、ほんのり米由来の甘やかな印象と、樽由来の香りをほのかに感じて、他の木樽熟成 山伏とくらべると、ワインというよりも、確実にビールよりなのですが、この "shoubu" 版の方は、ちょっと
blonde の妹分みたいな感じもあって、よりワイン的な印象です。

食前から、イタリアンやフレンチの前菜的なものはもちろん、天ぷらや焼き魚などといった和食のメインまで、かなり幅広いシーンで飲んでもらえると思う点では、通常版に共通してます。

寿司とかポン酢で食べる鍋なら通常版、ちょっと柑橘を絞りたくなるような鮎の塩焼きとか、グリルした肉なら "shoubu" みたいに、微妙に飲み分けられそうな気もしたり。

スパイスをつかうと、ちょっとキワモノ感がでちゃいますが、飲んでもらえば、全然そんなことがないってことはわかってもらえるはず。

どうぞよろしくお願いします。

アルコール度数 : 6.5%

ビアスタイル : バレルエイジド・ファームハウスエール w/ スパイス

最新のレビュー

デカプリ子
Tap & Crowler / タップ & クロウラー

4.3★★★★☆
2年弱前

さわやかな柑橘っぽいニュアンス、オークっぽい樽感とファンキーさ、酸味もほどよくめちゃうまし山伏です。

クラフトビール好きニキ∞
Tap & Crowler / タップ & クロウラー

4.3★★★★☆
2年弱前

樽熟成ものはセゾンか小麦系が最近はすこ

デカプリ子
Tap & Crowler / タップ & クロウラー

4.4★★★★☆
2年弱前

ふくよかなオーク樽感、ブレタノファンキーさ、全く酸味はない、クセありそうでスッキリ、ボディはわりとライトめな飲みやすさ。めちゃうまし。

ブルワリー

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