Hoppy Saison w/ Iyokan / ホッピーセゾン ウィズ イヨカン

HOJO Brewing & Stays / 北条ブルーイング & ステイズ (HB&S)
スタイルその他 - Saison / セゾン
ABV6.0%
IBU22.0

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愛媛県産の伊予柑をたっぷり使ったセゾンです。
RakauとCentennialでドライホップを行い、柑橘を中心としたフルーティーさを強調しました。
さっぱりと軽やかな口当たりですが、伊予柑のジューシーさもきちんとあります。
仲間内でわいわい一晩中飲んでいたくなる美味しさです。

memo.
今回はセゾンというスタイルのビールが、どこまでIPAと戦えるかに挑戦しました。
本来、セゾンというビールは、胡椒のような独特のスパイシーさと柑橘感が特徴であり、ドリンカブルで軽い飲み心地のものが多い印象です(ハイアルでタフなものもあります)。
そんなセゾンというスタイルのビールで、クラフトビールカルチャーの花形である、IPAにどこまで肉薄できるのか。
「IPAを飲むような気持で飲めるセゾンを作りたい」という思いで作りました。
具体的にはホップの量がポイントになってくるのですが、ホットサイドは通常のセゾンと同様で控えめの量に留め、ドリンカブルさを大事にしています。
一方でコールドサイドでは、いつも仕込むIPAと同量のドライホップを行いました。
ホップはRakauとCentennialを使用しており、柑橘を中心としたフルーティーさが特徴です。
これによって、セゾン酵母の持つ柑橘感をぐっと強調することができました。
味わいとしては、Juicy IPAやJuicy Pale Aleを想起させるので、ホップギークな人たちにもおすすめできる仕上がりになっているかと思います。
もちろん、セゾンらしさも忘れてはいません。
「水のように一晩中飲んでいられるような軽やかな心地良さ」が確かにあり、IPAよりもずっとドリンカブルです。
また、今回、IPAに負けないアロマを演出したのが伊予柑です。
発酵後に伊予柑の皮をこれでもかと投入しました。
酵母やホップが生み出す柑橘感が、より一層奥行きのあるものに変わり、口当たりのジューシーさも生まれました。
伊予柑は友人のような団体である、キリヌキ (@kirinuki.mikanyama) からいただきました。
北条のテロワールを感じられるといいです。
ちなみに、こういったスタイルのビールはまだメジャーではなく、Hoppy SaisonとかIndia Saisonと呼称することが多いようですが、どなたか気の利いたスタイル名を考えてくれませんか。

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Hoppy Saison w/ Iyokan
(ホッピーセゾン ウィズ イヨカン)
Style:Hoppy Saison
ABV:6.0%
IBU:22.0

ブルワリー

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