STARLIT SEVEN / スターリットセブン

Primary Barrels / プライマリー バレルズ
スタイルIPA - West Coast IPA / ウエストコーストIPA
ABV7.0%
IBU50.0

0.0☆☆☆☆☆

クリーンでドライなモダン西海岸スタイルIPAです。
アロマ&フレーバーは松や樹脂感が一番最初に広がり、後からダンク、ほのかなグレープフルーツの柑橘やストーンフルーツの香りが広がります。
モルトのスッキリとした風味に、アルコール度数7%を感じさせないライトな飲み口と強すぎない苦味で飲み疲れしない、食事とも合わせやすい仕上がりとなっています。

—————— Brewer's Note ——————

今回3バッチ目となるSTARLIT SEVEN。
1stバッチから改良を重ね、技法を変え、理想のIPAに近づける為、他のビールと違って大きな変化を取り入れているビールになります。
今回もまた違ったレシピ構成、技法を試しており、味わいも前回と変わっているかと思います。
正直、前回の方が良かった、、、という意見もいただきますし、私自身も前回の方がよかったなと元に戻す部分もあります。
IPAは特に多様性があり、トレンドの移り変わりも激しいスタイルだと感じており、まだこのSTARLIT SEVENがどんなIPAにしたいのか、これだ!という感覚を探している旅の途中です。
ただ、1stバッチから変わっていない点が1つあります。それが7つのホップが織りなす化学変化というテーマです。
黒澤明監督の7人の侍、その映画をアメリカがリメイクして大人気の作品となった西部劇映画、荒野の七人という2作品の映画からインスピレーションを受けて誕生したこのビール。
7つの個性的なホップ達が合わさることで起こる化学変化を楽しむ、というテーマを元に醸造することは今も昔も変わっておりません。
7種類のホップを使うことは一般的にみると多すぎる、ホップそのものの個性が薄まってしまうという意見もあるかと思います。
私もそう思います。
ですので、仕込工程でひとまとめに7種類投入するのではなく、ホップのそれぞれの良さを壊さないタイミングでの使いわけをかなり気にして使用しています。
今回はかなりクリーンなモルト構成で、モダンな西海岸スタイルIPAになったかと思います。
ホップ構成も前回とは変えて、今回はStrataを主役にしています。
松や樹脂、ダンクな中に、ホップの特徴として挙げられるベリー、ストーンフルーツのようなニュアンスを狙ってみました。
どちらかというと柑橘感の方がやや強く感じ、ほのかにストーンフルーツ系のアロマフレーバーといった印象を受けています。
数値以上に飲みやすい程よい苦みとスッキリな仕上がりで、食事の邪魔をしない仕上がりです。
個人的にはもう少しパンチが欲しいかなと思う部分もあるので、次回バッチに向けて早くも構想が出来上がっている所です。
是非、こうした背景も感じていただきながら今回バッチの良さも体感じながら、次回バッチも期待してお楽しみいただけますと幸いです!

STARLIT SEVEN / スターリットセブン
Style:West Coast IPA
ABV : 7.0%
IBU : 50
Batch : N゜3
Malt : Pilsner / Local Barley Malt / Vienna / Carapils
Hops : Amarillo / Centennial / Citra / Columbus / Simcoe / Strata / Strata CGX

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STARLIT SEVEN / スターリットセブン
Style:West Coast IPA
ABV:7.5%
Batch : N゜2
Malt : Pale Malt / Pilsner / Vienna / Carapils
Hops : Cascade / Nugget / Simcoe / Citra / Idaho7 / Cashmere / Amarillo

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STARLIT SEVEN / スターリットセブン
Style:West Coast IPA
ABV:6.5%
Batch : N゜1
Malt : Pale 2 Row / Pilsner / Carapils / Crystal40
Hops : Centennial / Nugget / Simcoe / Citra / Idaho7 / Cashmere / Amarillo
Yeast : California Ale Yeast

ブルワリー

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