BrewLock #001 / ブリューロック

スタイル	IPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV	7.0%
IBU	19.0

0.0☆☆☆☆☆

「BrewLock」シリーズは、Derailleur Brew Worksが更なる境地を目指し、
現在のビール界に鎮座するスタンダードどもをブレイクスルーすべく、
挑戦的かつ突破的なビール醸造を行うプロジェクトである。
今回が第一作目。ローリエを使用したIPAを醸造した。テーマは「香りの遷移」。
ローリエに含まれるバラ様の香気成分ゲラニオールが、酵母の代謝によりレモンライム様の香気成分β-シトロネロールに変換された。
ホップ構成もゲラニオール含有量の豊富なMotuekaをはじめとした、ニューワールドホップで構成されている。
トップノートでは、香気成分シネオールによる「ローリエっぽい」香りが立ち、
アフターで鼻から抜ける香りは柑橘・パッションフルーツが印象的に残る。
ローリエ=月桂樹の葉の花言葉は「私は死ぬまで変わりません」。
本当に何も変わっていないだろうか、嗅覚でお確かめください。
（Brewer: おきよし侍）

『BrewLock #001』
スタイル：Laurel IPA
ABV：7 IBU：19 SRM：4.5
原材料：麦芽（イギリス製造）、ホップ、ローレル／炭酸ガス

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ヒトは誰でも醸王(Brew King)に為る資格が在る。
資格を隠した階級（クライ）で或る。
現在（いま）、AREA2470の世は混沌とした階級は最早存在しない。
其れ故、誰もがその玉座に座することが出来るのだーーー
醸せ、妾（わらわ）に傅け跪け、醸奴（じょうど）真宗の囚われ子たちよ。
醸王の御座に座るべく求めよ、さすれば道は開かれん。
妾は問う。強く記憶に残る快感とは如何様な麦酒だったのかを。
電子合成の音声、抑揚を持たせないのは模仿（イミテーション）の囁かな自己主張が館内に木霊する。
ワレワレノ醸造監獄（Brew Lock）デハ、M製缶プレイ！ヲオ楽シミ頂ケマスッ。
１９９６年エミリー・スコット様、ハギノチャヤ特区ニテ処女受胎醸造ニハジマリ現在ニシナリ醸造秘密倶楽部ハ会員数１６マン人以上。
忽布ノ探求ヲツヅケル皆サマ、美味イビールヲツクリタイナラ、自我主义者（エゴイスト）タレ。
殺し合いなんだよ、妾にとって醸造は。敗北は夢の岐路。己の非力を痛感できる、絶望する才能。
极客（ギーク）の自慰（オナニー）はもう要らない。この国に妾は、諦観に尚戦わんとする人間（Brew Master)を誕生させたい。
Träume enden nie, auch wenn man es Egoismus nennt.この熱狂を希望（HOP"E")に喩えずして何に言い得ようか。

ブルワリー