映幻日果 / Subsun and phantom

Derailleur Brew Works / ディレイラブリューワークス
スタイルIPA - MilkShake IPA / ミルクシェイクIPA
ABV5.5%
IBU28.0

0.0☆☆☆☆☆

いちじく好き必見、魅惑の果実をフィーチャーした甘苦いIPAが新登場!
麦汁煮沸の段階でドライいちじくを投入して仄かにアーシーでビスケットを彷彿とさせる官能的な香りを抽出、さらに発酵中にいちじくピューレをピッチすることでいちじく本来のみずみずしくねっとりとした甘美な香りを乗せました。スウィートな香り、とろりとした舌触りを土台で支えるのはいちじくの葉の青々しくしっかりとした苦味と心地よい渋味。まるでもぎたてのイチジクをその場で味わっているかのような感覚にさせるでしょう。最後に、甘みを際立たせつつ後味をすっきりさせるため、隠し味にバルサミコ酢をほんのちょっぴり。
デザートとしてはもちろん、肉の脂と相性抜群なので焼き肉や点心、こってり中華と合わせるのもおすすめの一杯です!
(Brewer:シムモー)

『 映幻日果(Subsun and phantom) 』
スタイル:Figgy Milkshake IPA
ABV:5.5 IBU:28 SRM:3
原材料:麦芽(ドイツ製造)、乳糖、いちじくピューレ、ドライいちじく、いちじく葉、ホップ、バルサミコ酢/炭酸ガス(麦芽使用率50%以上)

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この世は総て、ひとつの舞台(ステイジ)
男も女も、おとなも、こどもも。人はみんな、演者(プレイヤー)に過ぎない。
ボクは影法師、あわれな演者。
恋に相手が必要なように。ボクが纏う服はジュリが必要とするために。
この世はひとつの世界だよ、ジュリ。誰もが自分の役をこなさきゃいけない、
舞台なのさ。ボクの役は悲しい役だよ。でも纏う服が、ボクの虚像を造ってくれる。
それはまるで、旅の途中でジュリとみた、
あの地平線(ホライズン)まで走っておいでと、ボクを、ジュリをいざなう映日(Sublime)。
外観というものは、一番ひどい偽りであるかもしれない。世間はいつも虚飾にあざむかれる。
だけど、いちばんひどいのは、ボク自身を偽って、それでいいとうなづいていた、ボク自身なんだ。
ジュリはいつも太陽で、ボクはきみの傍で虹色に輝く、まぼろしの光(parhelion)。
ボクは、ボクとジュリの記憶の奴隷に過ぎない、激しい勢いで生まれても、つかの間の生命しか持たない果実。
熟さぬ果実のように、いまは木の枝に付いていても、熟せば、自然と落ちてしまうのだから。
だから、いまだけは。せめて、いまだけは。

ブルワリー

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