Raspise / ラスパイズ

麦雑穀工房マイクロブルワリー / zakkoku koubou
スタイルポーター - Porter / ポーター
ABV6.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

志賀高原ビール×麦雑穀工房コラボレーションビール
Raspiseについて

先日、志賀高原ビールさんからリリースされた「Quadrupel」に続いて、今週末26日(土)の志賀高原ビールさんで行われる収穫祭でお披露目する、麦雑穀工房から「Raspise」のご紹介です。

麦雑穀工房側で醸造したコラボビールは、志賀高原ビールと麦雑穀工房がお互い20年間造り続けている定番ビールの一つである黒ビール・ポーターをベースに、発酵と熟成・完成までフーダーのみ(オーク材でできた大きなタンク)で行いました。
今回のポーターは志賀高原ビール側のレシピ、イーストは添加せずにフーダーに棲み着いた酵母で自然に発酵後、志賀高原ビールさんの自家栽培ラズベリーをフーダーに投入して熟成。
軽やかなラズベリーの風味にフーダー由来の酸味が加わり、ポーターのチョコレート香が後味に残る、絶妙なバランスのスペシャルビールに仕上がりました。
ビールのスタイルはFoeder Fermented Raspberry Porter 、志賀高原ビールさんのラズベリーを使ったので、ラズベリーの語源となる「Raspise(ラスパイズ)」と名付けました。

原材料:大麦麦芽(海外産)・ラズベリー(長野県山ノ内町)・ホップ
麦芽使用率50%以上 アルコール分 6.0%

【コラボレーションのウラ側】
今年1月、佐藤さんから志賀高原ビール20周年コラボという嬉しいお声掛けがあり、そしてこちらからも「ぜひクロスコラボでお願いします!」とお伝えしたところ快諾して頂き、3月は志賀高原で、7月には麦雑穀工房でそれぞれ一緒にビールを造りました。
麦雑穀工房にとっても20周年ということで凄く特別で、大好きで尊敬するブルワリーとコラボレーションできるなんて夢かと疑うほどでした。

自分たちにとって「志賀高原ビール」は、自家栽培のホップや穀物、果実そのほか様々な農作物を使ったビール造りを積極的に行っており、同じ志を持つブルワリーとして尊敬する偉大な存在。
今回のコラボレーションでは、夏に収穫したばかりの志賀高原の自家栽培ラズベリーをたっぷり贅沢に使わせてもらいました。
今回のコラボでは、麦雑穀工房で造るならフーダーを使って、大好きな志賀高原ビールの山伏シリーズのような乳酸や熟成香を纏ったビールにしたくて、お互い定番ビールにしているポーターで新しい挑戦をしたいと佐藤さんに伝えました。
それは普通のビールであれば麦汁に酵母を添加する過程を、フーダーに棲みついた酵母のみで発酵を行うこと。成功率は50%というリスキーなチャレンジ、無事に発酵したので良かったのですが内心ドキドキしていました。

「Raspise」はフーダーを使った熟成香のあるフルーツサワーエールとして完成しましたが、カジュアルに飲んで欲しいという思いを込めて350mlの缶ビールで販売することにしました。(販売時期についてはまた後ほどお知らせします)

ラベルアートは地元小川町在住の @koki_nakamura さん。
Raspiseをイメージした、淡く優しい繊細な色彩で2デザイン描いてもらいました。缶もビールグラスと一緒に並べて楽しんでくださいね。

志賀高原ビールと麦雑穀工房のカルチャーが融合したんじゃないかと手応えを感じる、麦雑穀工房にとっては最高のコラボレーション。
現在販売中のQuadrupelを飲んでくれた方々から反響をいただいており手ごたえ充分、大変ありがたい限りです。
QuadrupelとRaspiseは今後、それぞれ別バージョンで瓶内熟成用にボトルも販売予定です。ぜひこちらもチェックしておいてくださいね!

ブルワリー

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