Russell / ラッセル

PASSIFIC BREWING / パシフィックブルーイング
スタイルその他エール - Amber Ale / アンバーエール
ABV6.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

「KAKUOZAN RUSSELL MARKET」の開催を記念してつくったアンバーエール。モルト由来の甘やかな香りがありながら、ホップからなる柑橘やベリー、紅茶のようなニュアンスが感じられる豊かな味わいとなりました。

—memo—
⁡「KAKUOZAN RUSSELL MARKET」( @kakuozan.russell.market )の開催を記念してつくったアンバーエール。

これは名古屋の覚王山に居を構える「Kakuozan Larder」( @kakuozan_larder )がこの街をもっと楽しんでもらうべく企画したイベントで、松坂屋初代社長の旧別荘”揚輝荘”を会場とし、地元覚王山から東海地区をはじめ、名古屋初出店となる全国各地の人気店30店舗以上が集結!する野外マーケットです。

Kakuozan Larderはハンバーガーなどを提供するいわばダイナー的な存在なのですが、何か一つの言葉だけで表現するのは難しいくらい飲食店の枠を大きくはみ出した、エネルギーに溢れる人たち..という認識です。様々な角度からカルチャーを創り出す姿勢は凄まじく、僕もパシフィックを始める前からすごく大きな影響を受けています。
缶ビールの販売が始まってからは、お店での取り扱いをしてもらっていて、あの世界観の構築に一役買ってる?と思うと、なんとも不思議な気分なのです。
森、道、市場やお店に伺かった際に、一緒にビールをつくりましょうなんて話しも度々していたのですが、「今秋、覚王山でイベントを開催するので、ビールもつくって盛り上げられたら」と相談いただき今回の醸造へと至りました。

お店やイベントのイメージをすり合わせながら、Kakuozan Larderの持つ、アメリカっぽいけど、どこか漂う妖しげなアジアな雰囲気や、秋という季節からホップの効いたアンバーエールをつくることに。お店でも定番で置いてあるシェラのビールみたく、王道的でありながらもどこか遊び心のある味わいを目指してレシピを考えました。

仕上がりですが、やや濃いめのアンバーカラーで、モルト由来の甘みや、柑橘、パイニー、そして少しベリー系のホップのキャラクターも感じられ、その組み合わせからイチゴジャムや紅茶のような雰囲気も。口に含むと苦味もしっかりとありながら、余韻の長いモルトの味わいも楽しめます。アメリカンと一言で片付けるには惜しい存在で、ハンバーガーなどとの相性はもちろん、魯肉飯みたいな甘めの醤油料理にも合いそうだな、と思います。

イベント会場の趣ある雰囲気の中で、色々な料理との組み合わせを楽しんだり、名古屋の日常に溶け込むようなビールになってくれていたのならば、幸いです。

【Russell】
Style:American Amber Ale
ABV:6.0%

ブルワリー

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