Biffy CRYO / ビッフィクライオ
CRAFTROCK BREWING / クラフトロックブルーイングスタイル | IPA - American IPA / アメリカンIPA |
ABV | 7.0% |
IBU | 76.0 |
アメリカ最大規模のホップ生産地であるワシントン州ヤキマ。
そこを拠点とするホップメーカー、ヤキマチーフホップス(YCH)の協力のもとつくったビールです。
コンセプトはCRYO HOPSをメインに使用するということ。
聞き馴染みのない方もいるかと思うので、簡単にクライオとはなんぞやといいますと。
ホップの中でもビールの香りに寄与するルプリンという成分を集めて製品化したもの、です。
つまりは通常のペレット成分よりも約2倍の香り成分を内包しているのです。
その分ホップを使う量を減らすことができ、青々しさや渋み成分を減らし香りだけをうまくビールに抽出できる、といった具合です。
近年のホップ会社では、どのホップが、どの組み合わせで、どのタイミングにおいて最も効果を発揮するか、という研究が進んでいます。
バイオトランスフォーメーション、チオール、テルペン化合物、といった言葉がトレンドになっていますね。
説明はまた今度にするとして、今回はその辺もYCH社の協力のもといい具合な組み合わせで作りました。
ということで、使用したホップはCentennial CRYO, Ekuanot CRYO, Azacca T-90。
T90は普通のペレットです。まあなんかもろもろのバランス取るために入れました。
特にEkuanotは2020年9月に収穫されたばかりのもの。
採れたてホヤホヤの日本未入荷のものを特別に送ってもらいました。
ベースはシンプルかつペラさ重視それでいてほのかなモルト感。
Alternativeと似た感じです。
IBUは76とがっつり苦く。
結果として、パイナップル、アプリコットのようないい感じのホップのアロマをうまく強調しながら、後味はダンクかつすっきり、でもペラすぎないといった具合。
YCHのアドバイスによりドライホップ方法をちょっと変えてみたのですが、けっこういい感じ。
最近はもっぱらこの方法にシフトしてきているので、どう変わったのか色々飲んでみてくださいな。
#103 Biffy CRYO IPA
Collab w/Yakima Chief Hop
Inspired by
Biffy Clyro / Mountains
ブルワリー CRAFTROCK BREWING / クラフトロックブルーイング
東京都中央区日本橋室町3-2-1日本橋室町三井タワーコレド室町テラス1F
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