Leave The Nest / リーブザネスト

スタイル	Cider / サイダー - Cider / サイダー
ABV	7.0%
IBU	-

4.2★★★★☆

SANITY 4th Anniversary
東京三軒茶屋にあるボトルショップ「Sanity」さんの４周年記念として醸造した特別なコラボレーションバッチが弊社直販でも展開開始となりました🎉
同店のアイコンでもある花々を彷彿とさせるような、トロピカルで芳醇な香気が心地良いフルーツサイダー。
このサイダーは、「野生酵母の力」・「複数素材の同時発酵」・「酵母澱熟成」という3つのこだわりから生まれました。
果実のフレッシュな味わいとホップの華やかな香り、そしてやわらかなコクが見事に調和した逸品です。サニティーさんの周年を祝うにふさわしい、まさに五感を刺激する“飲むアート”。
ネーミングは「Leave The Nest」＝親離れ
という意味合いで、サニティーさんより拝命。
広義に「巣立ち」として捉えた時、この作品の味わいからビジュアライズされたのは、若かりし頃に深夜特急に乗り込んで仲間と冒険した東南アジアのFull moon partyの島々の模様でした。何者かになりたくて、ここでは無いどこかを目指したあの日。その若さと好奇心を包み込んでも尚、余りあるような柔らかで甘美な亜熱帯の風合いがじんわりとグラスの中に広がっていました。
本作に宿ったドリンカブルなトロピカル感とタイチくんのラベルアートは、このように誰かのかつての冒険や夏のあの日を思い出させるような、そんな不思議な力を秘めています🏖🌺
今年も楽しい協業をありがとうございました！
あらためて周年記念おめでとうございます㊗️🎊
Congrats @sanitybeer 🤝
Art: @taichifurukawa 🎨

SPEC
LOT No.: -
Style: フルーツサイダー / Fruit-Infused Cider
ALC: 7.0%
Apples: Fuji, Granny Smith
Fruits: Pineapple
Japan's endemic fruits: サルナシ(白馬村産 / (株)エヌ・ウェーブ)
Hops: German Hersbrucker 2022 Crop
Yeast: Mix Fermentation
Honey: 菩提樹

STORY
リーブザネストは、東京三軒茶屋にあるボトルショップ「Sanity」の4周年記念として醸造した特別なコラボレーションバッチです。同店のアイコンでもある花々を彷彿とさせるような、トロピカルで芳醇な香気が心地良いフルーツサイダーに仕上がりました。
本作は、フジリンゴを主体として、パイナップル・グラニースミス・サルナシ・蜂蜜・ドイツ産ホップなど、複数の原料を一度に共発酵。発酵終了後にホップドサイザー由来の澱の上でシュール・リー熟成させることで、複雑ながらもバランスの良い味わいに整えました。
ひと口で心を奪われる、ジューシーで瑞々しいフジ由来のエステル香。そこに重なるのは、パイナップルの豊かな果実味が織りなすトロピカルな余韻。ヘルスブルッカーホップがもたらすほろ苦さと柑橘のニュアンスが、その味わいに奥行きを与えます。微発酵によってリンゴ酸が乳酸へと変化したことで生じたすっきりとしたやわらかな酸味が全体を優しく包み込みます。そして、共発酵と野生酵母が生み出したメロンのような甘やかな後味が複雑に絡み合いながらも、心地よくフィニッシュへと導いてくれます。
このサイダーは、「野生酵母の力」・「複数素材の同時発酵」・「酵母澱熟成」という 3 つのこだわりから生まれました。果実のフレッシュな味わいとホップの華やかな香り、そしてやわらかなコクが見事に調和した逸品です。サニティーさんの周年を祝うにふさわしい、五感を刺激する“飲むアート”。その一滴に、心を委ねてみませんか?

BREWER'S NOTE
このサイダーは、淡い黄色の濁りが特徴です。その濁りの正体は、発酵に使用された野生酵母や果実由来の微細な成分です。サニティーさんが用意したパイナップルの皮に付着していた自然の野生酵母が発酵を引き起こします。この野生酵母には、リンゴ酵母や乳酸菌などが含まれており、果汁から豊かな香り成分を引き出します。発酵の過程では、オルニチンやシトルリンなどのアミノ酸が増加し、後味に深みを
与えています。
原料には、フジリンゴを中心に、パイナップル、グラニースミスリンゴ、サルナシ、蜂蜜、ドイツ産ホップなどを使用。これらを同時に発酵させる「共発酵」によって、香りを生み出すエステル類が豊かに生成さ
れ、複雑でバランスの取れた味わいが生まれました。
発酵後は、ホップドサイザー由来の酵母の澱の上でサイダーを寝かせる「シュール・リー熟成」を行いました。澱がゆっくりと分解されることで、口当たりはクリーミーに、泡はきめ細かく仕上がりました。
主原料のフジリンゴが育った 2024 年の長野県(大町市・小諸市)は、昼夜の寒暖差が大きく、果実は甘みと酸味のバランスが絶妙に育ちました。また、2022 年産のドイツ・ヘルスブルッカー種ホップは不作ながらも香りが凝縮され、レモンのような清涼感とカモミールのようなやさしい香りが際立っています。

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SANITY 4th Anniversary Beer >>>>>>>

Collaboration with Son of the Smith
@sonofthesmithhardcider
Name: Leave The Nest
ABV: 7.0%
Style: Hard Cider
Character: Apple, Pineapple,Hop,Sarunashi
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去年に引き続き、今年もSon of the Smith（以下サノバ）に行ってきました！🍎

長野県大町市に拠点を構えるサノバは、代々リンゴ農家を営む3代目・4代目が立ち上げたサイダリー。リンゴ栽培に特化したプロフェッショナルたちがつくる、最高のハードサイダーを届けてくれます。

昨年の周年イベントで仕込んだハードサイダーは、当店でも大好評のうちに完売！「初めてハードサイダーを飲んだ」というお客様も多く、我々としてもとても嬉しい経験でした。
今年は新たなおいしさを求めて「パイナップル」を使ったハードサイダーに挑戦しました。🍍

6月後半、三茶の大久保青果さんで仕入れたたくさんのパイナップルを車に積み込み、サノバへ向かいました。今回も醸造長・ハカセからたくさん学び、好奇心を刺激され実りの多い旅に。

初日は渋滞もあり移動日となりました（行きはヤスさんが運転してくれました）。到着後はハカセの車で秘境のような温泉へ。裸で語り合う時間はそれはそれは濃密で、同じ業界ながら”つくり手”と”売り手”という異なる視点を共有できる貴重なひとときでした。

夜は、昨年訪れた焼き鳥屋の元店主が独立した新店舗へ。今回も絶品の焼き鳥を堪能。
〆のラーメンを食べたハカセの幸せそうな笑顔と、科学的分析を交えた感想が強く印象に残っています。（次の日Pigalle @pigallebeer さんも同じお店にご案内したとのこと笑）夜更けまで語り明かし、楽しい1日目は終了！

翌日は朝から仕込み開始！
パイナップルはリンゴの搾汁機で果汁を抽出し、そのままタンクへ。手作業で剥いた皮は鍋でグツグツと煮込み、ホップと合わせて余すことなく活用しました。
ホップは「ペレット」と呼ばれる形状でとても水分を吸うので、煮込んだパイナップル液は一瞬でホップと結合し、新たな香りを生み出すとのこと。ハカセの指示の元、全力で混ぜ合わせ、それを濾しながらタンクの中へ。
ハカセのアイデアを詰め込み、今回も無事ブルーイング完了！

ベースとなるサイダー自体が素晴らしい出来でそれだけでも十分美味しいのですが、パイナップルのほどよいトロピカル感が加わり、夏にぴったりの味わいになったと思います。

ぜひ楽しみにお待ちください！🍎🍍

名前は「Leave The Nest」＝親離れ。
昨年は父の車を借りて行ったのですが、道中盛大にぶつけてしまい…（汗）。今年はレンタカーで自力で訪問。（行きは！ヤスさんが！全部運転してくださいました！)
もう父の力を借りず、立派に仕事ができる男に！！そんな決意を込めて命名しました。完成後は、真っ先に父へギフトで贈りたいと思っています笑

Text Bt アツシ

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SANITY / サニティー
https://my-beers.com/bars/1078

Leave The Nest / リーブ ザ ネスト

Leave The Nest / リーブザネスト