XPA -LUNA-

CRAFT BEER BASE Brewing Lab / クラフトビアベース
スタイルペールエール - Pale Ale / ペールエール
ABV5.0%
IBU34.0

0.0☆☆☆☆☆

XPA(エクストラペールエール)はアメリカンペールエールよりも、軽く軽快なエールの総称で、Australian Pale Aleのスペックとオーバーラップしていることから、オーストラリアではAustralian Pale Aleを、愛着を込めてXPAと称することが多い。
このドライでドリンカブルな骨格の追求において、オーストラリア産ベースモルトの持つ高い糖化力と、新ホップ「Luna(HPA033)」がもたらす新たなアロマの可能性について重要な知見を得た。
XPA (Extra Pale Ale) is a general term for lighter and more refreshing ales than American Pale Ale, and since it overlaps with the specifications of Australian Pale Ale, in Australia it is common to affectionately refer to Australian Pale Ale as XPA.
In the pursuit of this dry and drinkable structure, we gained important insights into the high saccharification power of Australian base malts and the new aromatic possibilities brought by the new hop 'Luna (HPA033).

ビール四大発祥国(アメリカ・イギリス・ドイツ・ベルギー)をめぐる年間醸造企画の狭間で、私たちが毎年1銘柄は作り続けたいスタイルがある。それがオーストラリア発祥のAustralian PaleAle、通称「XPA」だ。数年前、ビール品質審査会でオーストラリアを訪れたことが、このビールを仕込むきっかけこなった。
コロナ禍以降、現地では独自のスタイルが完全に定着しており、アメリカのペールエールよりもさらにドライで、発酵度が高くクリスプな印象のビールが数多く造られ、愛飲されていた。
オーストラリア・インターナショナル・ビール・アワード(AIBA)でも、このスタイルのエントリーが圧倒的な存在感を放っていたことに強い感銘を受けたことを、今でも鮮明に覚えている。
このスタイルは近年アメリカでも大きなトレンドとなっており、現地では「ペールエールのボディがライトなバージョン」として運
称「XPA」と表記されることが多い。(※正式なビアスタイルではない)
アメリカでは使用ホップを問わずマーケティング的にこの呼称が使われる傾向にあるが、本場オーストラリアにおけるXPAの定義は、アルコール度数が低めでドライ、かつホップの存在感とクリーンさを両立するよう設計されたビールを指す。私たちは現地への敬意を込め、このオーストラリアンスタイルを「XPA」の名でリリースする。去年は代表的なホップ「Galaxy」を使い、現地を彷彿とさせる素晴らしい味わいを実現したが、その骨格を支えているのが、私たちのメインベースモルトであるオーストラリアのBarrett
Burston社のモルトだ。類を見ないドライさとクリスプな口当たりは、このモルトが持つ極めて高い糖化力(Diastatic Power)と、しっかりと進んだ溶解度(Modification)がもたらす高い発酵度によって、表現されている。
2年目となる今回は、新たに「Luna(HPA003)」というホップを採用した。前回のGalaxyに比べ、ベリー系のキャラクターがより強く、どこか甘いニュアンスを持つこのホップは、キレのある
XPAのベースに美しく調和した。 Barrett Burston社 PilsnerMaltのドライなボディの上で、ホップのフレーバーとアロマをクリアに押し出すことに成功している。
アメリカやイギリスといった巨大なビールの歴史の合間に、この新進気鋭のオーストラリア発祥のスタイルを差し込むことは、私たちの醸造技術の幅を広げ、モルトの特性を再確認する上でも極めて重要だ。
今後も年間を通じてオーストラリア発祥のビアスタイルを1銘
内は必ずチャレンジし、日本の醸造シーンへ提案し続けていきたい。

XPA -LUNA-
Beer Style : Australian Style Pale Ale
5.0% / IBU :34

ブルワリー

このブルワリーの他のビール

おすすめのビール