Golden Ale -HARVEST BREW 2021- / ゴールデンエール ハーベストブリュー2021

忽布古丹醸造 / HOP KOTAN BREWING (ホップコタン)
スタイルその他エール - Golden Ale / ゴールデンエール
ABV5.0%
IBU30.0

4.2★★★★☆

製造工程の見直しを行なって、生ホップが麦汁の熱に触れる時間を大幅に短くすることに成功しました。その結果、「苦味」が強かった昨年のHarvest Golden Aleよりも「香り」が残っている印象があります。柑橘類の瑞々しいフレーバーと、生ホップを使っていることが分かる、やや青みがかった草原のような気持ちの良い余韻が楽しめます。苦味については、舌や喉に沈着することなく、清々しく引いていきます。

ラガーのごとく、ドリンカビリティの高いゴールデンエールです。食中酒として多くの料理と相性が良いと思います。紅葉、さんま、松茸などのように、秋の風物詩の一つとしてこのHarvest Golden Aleも季節の移ろいが待ち遠しくなるビールとなることを願っております。

Oct.2021
Golden Ale -HARVEST BREW 2021-
Harvest Golden Ale
ABV
5.0
IBU
30

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【HOP KOTAN HARVEST BREW】
キーワードは「豊穣」。
ここ上富良野では8月下旬から9月上旬の2週間がホップの収穫期で、私たち醸造士にとっては特別な2週間となります。ホップという農産物は、その水分量の多さから数日で傷んでしまうため、収穫からただちに乾燥させて、通常は貯蔵性と利便性を高くするためにペレットと呼ばれる加工品にします。つまり、ホップを生で扱うことができるのは、「年に一度」この時期だけの季節の楽しみなのです。
忽布古丹醸造では、ホップ収穫期間にだけ使用できる「生ホップ」を使って、季節の醍醐味ともいえるHARVEST BREWに毎年挑んでいます。「使用量」「鮮度」ともに他に例を見ないほど、圧倒的なスケールとスピード感を誇ります。
私たちが使用する生ホップは、仕込みの日の朝に摘み取られ、その日のお昼頃には麦汁に放り込まれるため、信じられないほど新鮮な状態で生ホップを使うことができます。さらに、生ホップは「一部使用」ではなく、「100%」にこだわっています。生ホップの使用量は普段使用するホップ重量のおよそ10倍の量を誇り、これは仕込み釜から溢れんばかりのボリュームと迫力です。こんなことが出来るのは、ホップ畑の近くに醸造所を置いた忽布古丹醸造ならではの「特権」と言っても過言ではありません。
採れたての生ホップからもたらされる「柑橘類」、「メロン系の瓜っぽさ」、「青々しさ」、「みずみずしさ」などのフレッシュでグリーンな味わいを、とにかく新鮮なうちにお楽しみください。
上富良野から全国へ、「FULL OF HOPPINESS」をお届けします。

最新のレビュー

デカプリ子
Tap Room Beer Kotan / タップルームビアコタン

4.3★★★★☆
約3年前

フレッシュ、フローラル柑橘がめちゃ、いい感じ、麦の香ばしさも感じられるクリスプなゴールデンエール。めちゃうましです。

クラフトビール好きニキ∞
Tap Room Beer Kotan / タップルームビアコタン

4.1★★★★☆
約3年前

青々しいホップの香りが心地よい。苦味の引き方は早めですがじんわりと余韻が残るいい塩梅。ちとキャラクター薄いかなという印象はしょうがいかな!

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