BOYS’ PROCEDURE / ボーイズプロシージャ

Son of the Smith Hard Cider / サノバスミス
スタイルCider / サイダー - Cider / サイダー
ABV7.0%
IBU-

4.3★★★★☆

● Spec
Name: BOYS’ PROCEDURE
LOT No.: -
Style: トリプルホップサイダー / Triple Dry-Hopped Cider
ALC: 7.0%
Apples: フジ、ヤーリントンミル
Yeast: Conan & London Ale Yeast, 7号酵母, 14号酵母, 乳酸菌
With: Homegrown Cascade, Fresh hop Lupulin powder cascade, Pekko
Aged in: Chichibu Bourbon Barrel

● Story
ボーイズプロシージャは、YuyaBoysコラボレーションバッチ、バレルエイジングしたトリプルホップサイダーです。この製造には本当に多くの時間を費やしました。全国に跨って様々なオリジナルビールをハイペースでリリースし続けているYuyaBoysにとって、最長の所要期間となった今作。最も重要なテーマはYuyaBoysと原材料生産からものづくりを共有すること。
殊、ホップワークを基調とした近代的スタイルが主流となったビール産業においては、秀逸な原材料の安定的輸入とそれらを扱う繊細な専門技術が要求されます。そこにおいて、“YuyaBoysのハードサイダー”とは何かを考え、原材料を「栽培」することの意義と重要性に真摯に向き合いました。植樹・育成・収穫・仕込み・主発酵・熟成・製品化など、全工程の細部に宿るのは、農業・酒造業を一貫する情熱と探究心です。

● Brewer’s Note
ボーイズプロシージャは、YuyaBoysによるヤーリントンミルの植樹・ホップ及びフジリンゴの栽培収穫・多種酵母を用いた醸造・バーボン樽熟成・製品化までを一貫したコラボレーション作品です。
通常、フジはそのまま発酵すると何の特徴もありませんが、今作は重ねた工程の厚みが全く違います。 仕込み時にリンゴ残渣を多めに入れマセラシオンし、ヤーリントンミルでアストレンジェンシーなタンニンを付与しました。複雑な酵母技術による発酵を行うため、コハク酸生成のある14号酵母や乳酸生成のための乳酸菌を使用しました。収穫したてのカスケードホップから液体窒素抽出したFresh Hop ルプリンパウダーを投入し、バーボン樽で酸化熟成させてからホップ由来のタンニンの質を変化させました。製品化工程では、熟成状態のコントロールを目的として蝋付けを実施しました。今作は、これらに代表される様々な工程を2年間かけてじっくりと組み込んだ意欲作です。
パンデミック・国際情勢の変化による輸送費高騰や国際物流の不安定化が続く昨今。そんな状況だからこそ、長野の地で仲間と共に栽培した農作物を軸に、みんなでお酒を造ることはとても意義深いと考えています。「YuyaBoysの国産ハードサイダー」で乾杯しましょう。

最新のレビュー

デカプリ子
Cider Shack / サイダーシャック

4.3★★★★☆
約2年前

めっちゃ樽感あって、ホッピーさもかなりある、りんごさはあって何かというとサイダーなんですけど、サイダー感が強くない仕上がり。こちらもとても複雑な味わい。樽熟サイダー要注目です。うまし。

ブルワリー

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