Mejiro / メジロ
Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイングスタイル | IPA - American IPA / アメリカンIPA |
ABV | 6.5% |
IBU | - |
パイナップル、グレープフルーツ、メロンなどを思わせるフルーティな香りとフレーバーに、鳥のメジロを思わせる緑っぽいダンクなニュアンス。
鳥のメジロの下半分みたいに白く濁った見た目からは想像しにくいドライなボディ感とHazy IPAらしい柔らかい口当たりが混在しているのがMejiroの特徴の一つですが、今回のもコンセプト通りの仕上がりになってます。
アルコール度数やボディ感の強いHazyにも負けないぐらいホップのフレーバーはしっかりとしているので色んなシチュエーションで楽しんでもらえるのかなと。
「Mejiro 2024 #5」
Style: Hazy IPA
Abv. : 6.5%
Grains: Extra Pils, Oats, Wheat
Hops: Citra, Idaho 7, Rakau
Yeast: House Ale Yeast
Other Ingredients: —
---
メロン、マンゴー、パイナップル、ピーチなどを思わせるフルーティなアロマとフレーバーに緑っぽいダンクな香りが乗った濁り強目、苦味しっかり目のIPA。
鳥のメジロをイメージした緑っぽい上半分に白い下半分っていうコンセプト通りの仕上がりになりました。
今年に入ってメジロを仕込むのが5回目となりますが、今回はドライなビールをより美味しく感じる8月中旬のリリースということもあり、甘さを出来る限り残さない工夫をしてドライなHazy IPAに仕上げました。個人的に甘味が残りすぎているIPA(というか甘いビール全般)が苦手なので、特別意識して甘い方向に持っていかない限り甘さを残さない発酵を普段から意識しているのですが、今回はマッシュ温度や酵母の発酵に必要な栄養バランス、ドライホップのタイミングなど糖分を残さない方向によせてつくりました。
ちなみに今回からアルコール度数も0.5%低くなって6.5%になってます。
柔らかい口当たり、アロマ、フレーバーはHazy IPAらしさがありつつもドライなIPAなのでライトなビールでコンディション整えた後の2杯目とか、重たくないけどホップ感強目のビールで締めたい最後の一杯とか、色んなシチュエーションで楽しんでもらえるのかなと。
「Mejiro 2024 #4」
Style: Hazy IPA
Abv. : 6.5%
Grains: Extra Pilsner, Oats, Wheat
Hops: Citra, Idaho 7, Rakau
Other ingredients: Sugar
Yeast: House Ale Yeast
---
醸造開始3周年を記念して作ったいつもと少し違う準定番ビール。
過去のメジロを見返してて個人的に好みだった2022年12月末リリースのMejiro #3 を今やったらこう仕上げる、、みたいなのをコンセプトに醸造しました。
その当時から1年半ぐらいで使っているモルトも酵母もかなり変わっていて、少しずつ変えていってるのが18ヶ月経ってみるとかなり違った所にいるのを勝手に感慨深く思ってます。
普段のメジロに比べるとダンクな感じやグリーンな感じは抑えめになってますが、2022年末当時出したかったメロン、ネクタリンといったフルーツ感に加えて今回のはかなりストレートに黄色いグレープフルーツ感が出ていて湿気や気温が高くても量を飲めるHazyに仕上がったのかなと。
「Mejiro 3rd anniversary ver」
Style: Hazy IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Wheat, Oats
Hops: Citra, Rakau, Mosaic
Other ingredients: —
Yeast: House Ale Yeast
--
見た目は濁りが強く、Citraを中心としたHazy IPAらしいパイナップル、グレープフルーツやマンゴーといったアロマとフレーバーの仕上がり。
気温が上がってくる4月や5月の時期に重たくならないドライな仕上がりにするために醸造工程に少し工夫を加えて2024 verのMejiroでは1番軽めの仕上がりとなってます。
「Mejiro 2024 #3」
Style: Hazy IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Wheat Malt, Oats
Hops: Citra, Idaho 7, Strata, Saazer
Other ingredients: —
Yeast: House Ale Yeast
---
アロマとフレーバーにはメロン、グレープフルーツ、ライム、ネクタリンのようなフルーツ感が出ていて口当たりは柔らかく、最後はちょっとした甘さと苦味を残しつつしっかりとキレる仕上がり。
見た目はOpaqueの一歩手前ぐらいの割としっかりとした濁り具合と苦味の強さなので、口当たりとボディ感も含めて見た目通りの味わいかと。
タップルームの周年と重なってMejiro 2024のバッチ1が想定よりもかなり早く売り切れてしまったためレシピに微調整を加えて仕込み予定を繰り上げて醸造しました。
フレッシュなうちはビール名の由来となった鳥のメジロの見た目のようなグリーンな感じが楽しめるので、なるべく早く飲んでもらえたら嬉しいです。
「Mejiro 2024 #2」
Style: Hazy IPA
Abv. : 7%
Grains: Extra Pilsner, Wheat Malt, Flaked Oats
Hops: Citra, Strata, Idaho 7, Mosaic
Other ingredients: —
Yeast: House Ale Yeast
---
2024年Verのメジロはグレープフルーツやパイナップルといった黄色いフルーツ感にネクタリンやメロンのような果実感強めの仕上がり。初期のメジロではIdaho 7をドライホップのメインにしていたのを最近はワールプールで入れるようになったため、比較的にダンクなニュアンスは減りましたがメジロの色合いに似た緑っぽい感じもまだ残ってます。後味にくる苦味もしっかり目なので甘いHazyではなくIPAらしさがある濁ったIPAというコンセプト通りのビールになりました。ウィートが多く入っているためマウスフィールは柔らかめですが、オーツの割合が少ないためトロっとした感じはそこまでなく見た目の割に量を多く飲めるのかなと。そろそろメジロを見かける時期になってきたので梅の花が咲いた時期の梅の木や椿の生垣の中を探してみると鳥のメジロを見つけられるかも。
「Mejiro 2024」
Style: Hazy IPA
Abv. 7.0%
Grains: Wheat Malt, Extra Pilsner, Oats
Hops: Citra, Citra Incognito, Idaho 7, Strata CGX
Other ingredients: —
Yeast: WLP066
---
今回は酵母の組み合わせとホップの組み合わせを大幅に変更して、モルトの組み合わせだけ初期の頃のメジロにとても近いものである意味では夏仕様に振り切ったドライなIPAとして醸造しました。見た目がまず普段Inkhorn Brewingから販売するHazy IPAに比べて濁り具合が大分クリアによってます。これはイーストの種類や発酵のさせ方によるもので、酵母の濁りのレイヤーが無いとどうなるのかが見た目、味わいから感じられる面白い仕上がりになったのでは。最近アメリカのOmega Yeastという会社から酵母の持つ濁りを作る遺伝子を特定したといった趣旨の研究が発表されましたが、ある程度肌感で思っていた事が研究結果でもビールの醸造の結果からも出ているのが本当に興味深い… ホップに関してはCitra とMosaic以外はHBC 735, HBC 586, HBC 638と呪文のような字面になっちゃいましたが最近よく使っている実験的品種を1番使われているホップの組み合わせに合わせてみました。最近マンゴー系の香りのするIPAが多いですが、これはCitra Cryoのドライホップのタイミングや今回に限って言えばHBC 586が酵母と作用して出している香りだと思ってます。
マンゴー感に加えて白ブドウ香や柑橘香も出ていてスッキリと甘みの少ないドライなボディに苦味も感じられるため、Hazyといった枠組みに囚われないでホップのアロマとフレーバーを楽しんでいただけたらと思ってます。
Mejiro #5
Style:HAZY IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Spelt Malt, Wheat Malt, Flaked Oats
Mash hop(s): HBC 735
Kettle hop(s): HBC 735
Whirlpool hop(s): HBC 638
Hopback: Citra Incognito, Mosaic Incognito
Dry-hop(s): Citra Cryo, HBC 735, HBC 586
Other ingredients: —
Yeast: A38 Juice, A07 Flagship
---
メジロの4バッチ目です。今回は混乱を避けるためにHazy IPAとして出しますが、コンセプトは前回までと変わらずHazyのように甘さが強いわけでもなく割と苦味しっかり目で、濁っているけどHazyやNE IPAといった柔らかさや甘さはそこまで強くない造りとなってます。今回のバッチは夏仕様に換羽を終えて軽い羽毛になったメジロをイメージして、5月のリリースも考えて重たくならないように意識して作りました。柔らかい口当たりはあるけどその後Hazyにしてはサラッとしていて苦味もしっかりついているので暑い時期にも飲みやすい濁ったIPAに仕上がってます。アロマはグレープフルーツ、パイナップル、マンゴー、ネクタリンといったフルーツ系のニュアンスが強めに出ていますが、フレーバーに甘さはほとんどなく最初の口当たりが柔らかいことを除いてはスルッと入って苦味で最後を締める飲み口になっています。
「Mejiro #4」
Style: Hazy IPA
Abv.: 6.5%
Malt: Simpsons Extra Pale Ale, Simpson Wheat Malt, Oat Malt, Flaked Oats, Dextrin Malt
Mash hop(s): Indie Hops Cascade
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): YCH Idaho 7
Hopback: Citra Incognito
Dry-hop(s): Citra Cryo, Citra, Mosaic Cryo
Other ingredients: —
Yeast: British Ale V
---
Mejiroの3rdバッチです。鳥のメジロの上半身を連想させる緑や青っぽさをダンク、ハーバル、マスクメロンのようなアロマやフレーバーで表現して、黄色の強い白っぽい濁った見た目はメジロの下腹部をイメージして作ってます。
今回はいつものCitraとIdaho 7でグリーンな感じがあまり出なかったのでNZ産のRakauを加えました。
フレーバーにはピーチやネクタリンといった甘いフルーツのニュアンスもあり程よい苦味とバランスが取れた仕上がりになってます。
「Mejiro #3」
Style : American IPA
ABV : 6.9%
Malt: Extra Pale Ale, Golden Promise, Oat Malt, Dextrin Malt
Mash hop(s): —
Kettle hop(s): Citra
Whirlpool hop(s): Citra Incognito, Idaho 7
Dry-hop(s): Citra Cryo, Idaho 7, Rakau
---
2021年8月にリリースしたMejiroをベースにして醸造しました。
ベースモルトを北米産とイギリス産に変更し、イーストも更にドライに仕上げるためにメインの発酵をWhite LabsのLondon Fogで行い、発酵後半からLallemandのKölnを追加でピッチインしました。
見た目がHazy IPAのように濁っているというだけでこのビールの作りは普通のHazy IPAとアプローチが異なっています。
Hazy IPAによくある甘い感じや重たいボディ感が個人的には苦手なので初回のMejiroもボディ感をかなり軽めにしましたが、今回はより軽く、しかしアロマはHazy IPAにあるフルーティな感じに仕上げました。
桃のような甘い香りとピンクグレープフルーツのようなシャープさとフルーティさが合わさった柑橘香があり、口当たりは少し柔らかめ。
ボディは残糖感がなくかなりスッキリとしていて、最後にIPAらしい苦味も楽しめます。
使っているホップの品種は最初のMejiroとほぼ同じなのですが、Idaho 7の産地が違っていて、今回の方が桃やフルーティなニュアンスが強めになっています。
そのためMejiroの名前の由来ともなっていた草感やハーバルな感じは少し抑え目になっています。
コンセプト的にドライ寄りでIdaho 7とCitraをメインにした見た目が濁ったビールをMejiroとして作っていくので今後のバッチを飲み比べていってもらえたら嬉しいです。
「Mejiro #2」
Style : American IPA
ABV : 6.8%
Malt: 2-row, Extra Pale Ale, Golden Promise, Oat Malt, Spelt
Mash hop(s): Strata
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Citra Incognito
Dry-hop(s): Idaho 7, Citra Cryo
Yeast: London Fog, Köln
---
2月頃に梅の木とかでよく見かける鳥が名前の由来なので、発音のアクセントが平坦な感じになります。アロマとフレーバーはトロピカル、シトラス、ちょっとダンクな感じがありHazyな見た目に違和感なく入ります。Incognitoと呼ばれる液状(オイル状)に濃縮されたホップを煮沸後のワールプールで使いました。バッチサイズにしてはかなりの量のIncognitoを使用したため、ホップ感しっかりめ。苦味はHazyにしては強めの仕上がりになってますが、口当たりと後味に滑らかさがあるため、ジューシーな印象が強めに出てます。
The name of the beer comes from the bird “Japanese White-eye”, not the name of the place (where the brewery is situated). Tropical and citrus aroma and flavors are enhanced by the silky and juicy mouthfeel. A lot of Citra Incognito went into this batch after the boil, and it provided extra juicy texture in addition to the bitterness that balances out the fruitiness at the end.
「Mejiro」
Style : HAZY IPA
ABV : 6.7%
Malt : Pilsner, Vienna, Spelt, Flaked Oats
Kettle Hop : —
Whirlpool Hop : Citra Incognito
Dry-hop : Idaho 7 Cryo, Citra
Yeast : Verdant IPA
最新のレビュー
ブルワリー Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
東京都豊島区目白2-2-2
このブルワリーの他のビール
関連するビール
Mejiro Citra single ver. / メジロ シトラシングル
Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
TSUTSUJI / ツツジ
Black Tide Brewing / ブラックタイドブルーイング
コイホタル
MUGIKURA BREWING / ムギクラ ブリューイング (田村醸造)
Mother of Exiles / マザー オブ エグザイルス
Stoup Brewing / ストゥープ
Tsubaki / ツバキ
Black Tide Brewing / ブラックタイドブルーイング
More Mango 2021 / モア マンゴー
The Rare Barreⅼ / レアバレル
Kiku / キク
Black Tide Brewing / ブラックタイドブルーイング
HOPPING SHACHI / ホッピング シャチ
Y. MARKET BREWING / ワイマーケットブルーイング
Persica / ペルシカ
VERTERE / バテレ
YANAGI / ヤナギ
GROUNDTAP BREWERY / グランドタップブルワリー
おすすめのビール
フプテク / Huptek
美深白樺ブルワリー / BIFUKA SHIRAKABA
Single Hop Amarillo / シングルホップアマリロ
美深白樺ブルワリー / BIFUKA SHIRAKABA
Warm Haze / ウォームヘイズ
美深白樺ブルワリー / BIFUKA SHIRAKABA
Oat 20
美深白樺ブルワリー / BIFUKA SHIRAKABA
NGC4755 PassionFruit+Guava
うちゅうブルーイング / UCHU BREWING
Lupulin Trip / ルプリントリップ
West Coast Brewing / ウエストコーストブリューイング
フィッシャーマンズ エール
余市ビール / 41BEER
紅茶IPA
余市ビール / 41BEER
スペースアップル アップルウィートエール
余市ビール / 41BEER
魚沼セゾン 夏ファイナルver
HEISEI BREWING / ヘイセイブリューイング