SOMETHING BLACK / サムシングブラック

CHORYO Craft Beer (長龍酒造)
スタイルその他 - その他スタイル
ABV6.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

「黒」×「黒」、「新」×「古」、出来立てと熟成、2つの黒いお酒を掛け合わせたものです。

1年熟成のインペリアルスタウトとできたばかりのシュバルツをミックスした黒。
熟成したカラメル香を感じると思えば、ミントやリコリスの様なハーブも感じ、もちろんチョコレートや焙煎の香ばしさも。
よく冷やして飲めばシュバルツの飲みやすさが活きてきますが、ゆっくりと少し温めて飲んでもインペリアルスタウトの豊かなボディが現れて別のおいしさがあります。
まるでいろいろな黒ビールの良さを借りてきたような、けれど唯一無二の、そんな味わいです。
Something old,
Something new,
Something borrowed, and
Something black.

SOMETHING BLACK
Style: Free Style Dark Beer
Alc. 6.0%
原材料 大麦麦芽(外国製造)、オーツ麦、小麦麦芽、ホップ、カラギナン

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黒ビール(というカテゴライズ)ほどスタイル分けが難しいものはないというのが個人的な考えです。
とりわけポーターとスタウトというスタイルについては、定期的に気になって調べては、結局のところ何なんだろう?と謎は謎のままで終わってしまいます。
原料やスペックによって区分しているガイドラインもありますが、一般に流通している商品は必ずしもそれに則っておらず、
また飲み手がイメージするものもそれらの区分に常に合致しているわけではありません。
誰もが自分にとっての「ポーター」と「スタウト」があるという、何の解決にもなっていない結論がけっきょくのところ誰も不幸にしない、多様性を許容するクラフトビールらしい答えとしてもよいのでしょうかね。
さて、なんでこんな話をしたかというと、今回リリースするのが「ポーターみたいな黒いやつ」、だからです。
みたいな、とあいまいに言うのは、実はこれ、二つの黒をミックスさせたもので、
一つは一年前に仕込んだインペリアルスタウト(こちらをバーボンバレルで熟成させたものを先日大瓶で販売しましたが、今回使用したのはステンレスタンクで熟成させたものです)、
もう一つは長龍ブリューパーク専用ビールとしてつい先日リリースしたシュバルツです。
ポーターの名前の逸話はいくつかありますが、そのうちのひとつに「スリースレッド」があります。
これはイギリスのパブが1700年ごろ、古くなったビールも含む3種のビールを混ぜた「スリースレッド」という飲み物を再現したビールをつくり提供したところ、荷運び人(ポーター)が好んで飲み、いつしか「ポーター」として広まった、という説です。
このスリースレッドの逸話をヒントに、若い黒ビールと熟成した黒ビールを混ぜたらどうだろう(ツースレッド?)という発想からこの商品は生まれました。
スタウトでありシュバルツでもある、けどその精神はポーター、みたいな黒いもの。
言葉遊びみたいですが味は本物、24日の夜に大忙しとなる荷運び人も白いひげを黒く染めながら楽しんで飲むこと間違いなしです。
この缶を片手にビアスタイルについて調べてみるのも面白いかもしれません。
どうぞお試しください。
※検索のヒントとなる言葉をハッシュタグに残しておきます。歴史を紐解くもよし、いろいろなブルワリーがどう解釈して名付けているかを見てみるのも面白いかもしれません。

ブルワリー

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