Broskev

PASSIFIC BREWING / パシフィックブルーイング
スタイルラガー - Lager / ラガー
ABV5.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

千歳烏山にある「Novel Craft」の9周年を祝ってつくったラガー。
初夏に旬を迎えた福島県産の桃を手作業で加工し、たっぷりとビールに漬けこみました。
鼻をくすぐる穏やかな桃の香りと、ラガーらしい爽快な雰囲気がマッチし、心地良い仕上がりになりました。


---memo---
千歳烏山にある「Novel Craft」( @novel_craft )の9周年を祝ってつくったラガーができました!

Novel Craftといえばそのエッジの効いたタップリストや、カウンターのグルーブ感が放つ独特の雰囲気が素晴らしい、唯一無二のお店。前職からの縁もありパシフィックでは開業前からとてもお世話になっております。
最近では高井戸に姉妹店、reverbもオープンし併設するブルワリー部分の開業も間も無くといったところ。僕らもそのオープニングパーティーに参加したり、先日開催していただいたTTOなども記憶に新しいですね。
Novel Craftといえば、千歳烏山にありながら、なぜか湘南エリアのブルワリーとの親交が深いこともポイント。毎年、このエリアのブルワリーとビールを作っていますが、今年はパシフィックに白羽の矢が立ち一緒にビールを仕込むことになりました。

どんなビールをつくるか?という話しの中でご実家の縁でたくさんの桃が手に入るからそれを使うのはどう?と。ある意味、Novel Craft的には風物詩とも言えるかも。
せっかくなのでパシフィックらしく、ラガーに合わせてみたいとのことでレシピを考え始めました。
桃の良さとラガーの良さ、これってどちらもすごく繊細で、それらをどういう風に活かすべきかなと。香りや酸味もありながら、ラガーらしいシャープさも必要。唯一の最適解は桃の⚪︎然水的な?頭の中でイメトレを繰り返し、それらの良いとこ取りを目指しました。

仕込みですが、100kgを超える桃をNovel Craftクルーにも総動員していただき、ひたすら切っていきました。こうして種を取り除いた果肉をミキサーで細かくしながらタンクに投入。
確か去年の今頃、僕らは男2人で"Curious"に使うきゅうりをすりおろしていて、ご近所の"Barbaric Works"には美女が集まり桃を剥いているという、対照的にも程がある事件があったことを思い起こしながら目の前の桃に向き合いました。

ラガースタイルなので、低温で長期の発酵を行います。この過程で少しずつ桃の糖分や香りがビールに溶け込んでいき、穏やかな発酵が持続します。その後じっくりと熟成期間に突入。ここで雑味が落ちていくにつれて、桃の香りや酸味の輪郭がはっきりとしていきました。

味わいですが、桃らしい華やかかつ上品な香りに少しのクリスプ感も。ラガーらしく麦の味わいや苦味もありますが、桃からくる軽やかな香りや穏やかな酸味が余韻として残ります。ラガーとしてのドリンカブルな雰囲気はそのままに、桃が持つ個性もしっかりと感じられるような一杯になったのかなと。

こんなビールがNovel Craftの醸し出す雰囲気の一つになったのならば、とても嬉しいです。

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【Broskev】
Style:Lager with Peach
ABV:5.0%

ブルワリー

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