MOTOMACHI BLEND GOLDEN ALE / 元町ブレンド ゴールデンエール

横浜ビール / Yokohama Brewery
スタイルその他エール - Golden Ale / ゴールデンエール
ABV4.5%
IBU19.0

0.0☆☆☆☆☆

横浜ビールとキャラバンコーヒーによるローカルコラボビール

本店の元町を冠した銘柄で「キャラバンコーヒー」を語る上では欠かせない「元町ブレンド」を使用したビールを醸造しました。

“バランスのとれた酸味とコクが味わえる飽きのこない飲みやすさ”が魅力の「元町ブレンド」は「横浜ビール」も大切にしているドリンカビリティー(何杯も飲みたくなる飲み飽きしない味わい)に通じます。黄金色をしたゴールデンエールとコーヒーによる調和をご堪能下さい!

【ヘッドブルワー加藤 コメント】
キャラバンさんとのコラボビールの醸造にあたってお互いの工場見学や仕込み、ミーティングを重ねてきました。コーヒービールは醸造部に入った頃から「いつか挑戦したい!」と思っていたビールです。
コーヒービールというと濃色系のビールを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回はあえて淡色のビールにしました。理由は淡色の方がコーヒーのアロマやフレーバーを綺麗に表現できるのでは?と考えたからです。ベースとなるモルトは、アメリカの2-rowモルト(ピルスナーモルト)を使用しました。際立ったキャラクターがあるモルトではないのですが、これをベースにすれば綺麗な土台になると考え選びました。
コーヒー豆は発酵、熟成が終わったビールに漬け込み、水出しコーヒーやアイスコーヒーなどをイメージして醸造しました。こだわりとしては、綺麗な味わいのアメリカンゴールデンエールに形の違う2種類のコーヒー豆を漬け込む所にあります。こうする事で、アロマだけではなく飲み込んだ後のコーヒーフレーバーもより感じられると思います!
味わいは程よいボディと苦味があり、グラスに鼻を近づけるとコーヒーアロマが香り、飲み終わった後までコーヒーを感じられます。よりコーヒーを感じていただけるよう、まずは綺麗なビールを目指しました。具体的には、ビールのボディはミディアム程度で、苦味は強くしすぎないようにIBU19に設定。仕込み段階でもほとんどのホップを仕込み後半で使用しました。そうする事で、柔らかい苦味を表現しています。
今回、特に苦労した点は、どの程度コーヒーアロマ、フレーバーを抽出するかという事でした。色々な量でコーヒー豆を少量ずつ淡色のビールに漬け込み1〜2日間置いて味わいを確認し、今回のアロマ、フレーバーになるようにテストを重ねました。コーヒーのアロマ、フレーバーが強すぎるとビールのキャラクターが弱くなり、逆だとコーヒービールとして感じづらくなるので、その絶妙なバランスにもこだわっています。今後もキャラバンさんと色々なスタイルでコーヒーの魅力や味わいをビールと共に発信できれば嬉しいです。このような機会を頂き有難うございました!

【ラベルデザインについて】
「キャラバンコーヒー」が築き上げてきた95年の歴史と伝統の技を、「キャラバンコーヒー」のブランドカラーである赤色を積み重ねることで表現。間から顔をのぞかせる金色に輝くコーヒー豆が、“新たな挑戦”へのほとばしる熱い気持ちを表現しています。

ブルワリー

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