Wind Parade / ウインドパレード

有頂天醸造 / WU-CHAW TENG BREW
スタイルその他 - Saison / セゾン
ABV6.5%
IBU24.0

4.3★★★★☆

醗酵由来のエステル、フェノールとホップの香りの調和をテーマにしたセゾン。
セゾンらしいスパイシーさとフルーティーな香りにホップのハーブ、柑橘、ストーンフルーツ感のある繊細な香り。
モルトの穀物感のある飲み口とドライなボディ。
後味はスッキリと。ビタリングのホップにはStyrian Aurora 、アロマにはSaphir, Calista, Hallertauer Mittelfruh を使用。特に煮沸終了後のアロマホッピングのボリュームを多めに設定しました。
Saphirの優しい柑橘感やCalistaのベリーやストーンフルーツ様な香りとMittelfruhのフローラルなアロマが強い主張ではありませんが心地良く出ています。

モルトはPilsnerをベースにVienna とMunichを使用しています。
今回の糖化は低温からスタートして最終でデコクションマッシングを採用して後味はセゾンらしいドライでキレていますがモルトのふくよかさが感じられるかと思います。

イーストにはOmega YeastのBelgian Saison IIを使用。
最近のベルジャンのリリースはこのイーストを連用しているのですが、温度管理でキャラクターの違いが結構出るなという印象。
Spelt Saisonでは高温度帯まで上げていったり、Witbierでは比較的低め、Belgian Golden Aleでは2つの中間くらいで発酵を進めました。
高温度帯では熟した果物の様な甘やかなエステルが顕著で低めでは爽やかな印象でフェノールもしっかりと感じられるバランスでした。
今回はBelgian Golden Aleよりも少し低め、Witbierよりも高めで醗酵させてあります。
エステルとホップのバランスでエステルが強く出過ぎない温度帯、かつセゾンらしいイーストのキャラクターを損なわない様にという狙いですがどうでしょうか。
セゾンのキャラクターの核はやはりイースト由来の香りだと考えているのですが、Wind Paradeではその中でちょっとモダンなホップの使い方で両者のバランスを取っていきたいなと。
前回(去年リリース)の際にはフレンチホップを醗酵初日でホッピングしましたがホップ感>エステルだったのもあり今回はホットサイドでのホッピングのみで調整しました。
ホップの使用量自体は結構多かった事もあり、若干のChill Hazeが発生していますが液温が少し上がるとクリアになります。

ライトなセゾンというよりも割としっかり目なボリューム感のセゾンです。

Wind Paradeは大好きなトランペッターDonald Byrdの楽曲からです。
セゾンのビール名は基本“風”に関わる曲名から取ってきています。
風はその季節ごとに異なった表情で四季の移ろいを感じさせてくれて、季節を意味するSaisonにはそれがイメージに合致するなと。
Wind Paradeは洗練されたJazz Funkの印象で、クラシックなセゾンというより今っぽいホッピングも採用しているホップ感のあるセゾンには合っているのかなと。

Malts : Pilsner, Vienna , Munich
Hops : Aurora, Saphir, Calista, Hallertauer Mittelfrueh
Yeast : Belgian Saison II
ABV : 6.5%
IBU : 24
FG 1.005

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Wind Parade
Malts : Pilsner, 2row, Vienna, Munich, Melanoidin
Hops : Nugget, Elixer, Barbrouge, Motuake, Aramis
Yeast : Lallemand Farmhouse
FG : 1.008
ABV : 5.7%
IBU : 28

最新のレビュー

デカプリ子
manu’a / マヌア

4.3★★★★☆
1年以上前

セゾンのスパイシーとオレンジ柑橘ベリーなホップ感がいい感じに混じってる。ボディもほどよくやや軽めか。うまし。

ブルワリー

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