モシャス

スタイル	IPA - Session IPA / セッションIPA
ABV	6.0%
IBU	43.0

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ケルシュのようなSession IPAのリリースです。
徐々に暑さも和らいで外で飲むの心地よい季節になってきました。こんな季節に合わせて、すっきり心地よい飲み口のSession IPAを仕込みました。今回のSession IPAの1番の特徴はイーストです。ケルシュで使われるイーストを使って飲み疲れしなくて軽く、そして少し華やかな印象の香りをSession IPAに添えています。いわゆるケルシュらしいアロマは控えめになるようにしてホップがしっかりガツンとくるレシピにしています。とはいえ、ホップのセレクトもケルシュ感とマッチしそうな爽やかでシトラスが特徴のホップたちです。ドライホッピングではWaimea, Citraの２種のみを使用してシンプルです。両者の異なるシトラス感が大きな特徴で、Waimeaの早熟の柑橘感、青葉を思わせる爽やかで繊細な香りと、Citraのグレープフルーツ、レモンといった王道の柑橘感が重なり共鳴しています。また、ビタリングで使ったHBC682, Saazがクリーンですっきりとした苦味をもたらし、ビール全体のバランスを整えてくれています。どうしてもドライホッピングで使ったホップの印象が強まる中、こういう縁の下の力持ちがいるからこそ主役が引き立つと思う次第です。
「モシャス」とはあの有名な「ドラ○エ」の呪文です。少し前に「ルカニ」「バイキルト」という呪文の名を冠したビールをリリースしました。なので「モシャス」は３作目ということになります。
「モシャス」はパーティにいる仲間の誰かに変身する事ができる呪文です。今回のSession IPAもケルシュの特徴をモシャスした出来栄えとなっていますのでぴったりだなと思い命名しました。こういうスタイルの境目があいまいなビールもたまには良いなって思っています！

#888 モシャス
ビアスタイル：Session IPA
ABV：6.0%
IBU：43
モルト：Pilsner, Ale, Munich, Caramel Pils
ホップ：HBC682, Saaz, Strata, Cryo Citra, Waimea, Citra
イースト：Kölsch
レシピ：大熊

ブルワリー